こんにちわ、ひらりんです。

10月、かねてから興味のあった薬草について勉強しようと、薬草ガーデン講座という通信教育に申し込みました。

というわけで、薬草ガーデン講座を受講していますシリーズの記事をこれからちょくちょく上げて行こうと思います。

food on white background

薬草ガーデン講座ってどんなこと勉強するの?

子供たちの中学受験が終わったら、書道と薬草茶の勉強がしたい、そしていずれ

外国人相手の書道教室か、健康茶のお店を開きたいと思っていました。

10年近く前のことです。でも、下の子を中高一貫校に入れてからの方が子供のことで忙しくなってしまって、そして、忙しいを理由に自分のやりたいことに真摯に向きあおうとしていませんでした。

やっと下の子も大学に入り、自分の時間が持てるようになったとき、さて私は何がしたかったんだっけってなってしまいました。

そんな時、新聞広告に「薬草コーディネーター」の文字が見えました。

すごくそそられたのですが、金額がホイホイ出せるものではなかったので(税込み70,400円)、しばらく放置していました。

そして今年、私の還暦のお祝いにと、実家の母から金一封をいただきました(母からプレゼントってなんか違うんじゃないかって思いますが.........ナサケナイ)。

でも、母からもらったお祝いだから、記念になる使い方をしたい。

そんなわけで、10月から薬草コーディネーターの資格が取れるという薬草ガーデン講座の受講を申し込むことにしたのでした。

薬草ガーデン講座は薬草についての知識と薬草の育て方を学習する通信教育です。

テキスト5冊と薬用植物事典1冊におまけの薬草(カキドオシ、ドクダミ、桑の葉、柿の葉、ヨモギ)が送られてきました。

詳しくはhttps://www.happy-semi.com/ya/ で紹介されていますので、興味のある方は見てください。

私はマンションに住んでいて、植物を育てる場所はあまりないし、そもそも園芸自体が苦手なんです。

私が勉強したかったのは、薬草の利用方法とその効用。

それについてはテキスト2冊分にしか載ってなかったので、ちょっと自分の思ってたのと違うなぁて感じ。

でも、教科書で薬草の利用方法を覚えたところで実践をしなければ意味ないしね。

いただいた薬草なんかも活用して、薬草の飲み方の研究や効能についての各論なんかを勉強していこうと思っています。

assorted herbs on bowls
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カキドオシのお茶って糖尿病にいいらしい

おまけにもらった5つの薬草のうち、カキドオシというのは初めて聞いた植物でした。

そこでいろいろ調べてみました。

カキドオシ(シソ科・多年草)

●自生地:日本各地 道端や野原

●特徴:カキドオシの名前から柿を連想しますけど、漢字で書くと「垣通し」。垣根を突き抜けるほど、勢い良く伸びるところからつけられたとか。

シソ科の植物だけあって、お茶にしたときミントのようなスーッとした香りが特徴。

シソ科植物にアレルギーのある人には注意が必要ですが、昔から赤ちゃんの「疳(カン)の虫」の薬として民間療法で伝えられてきているぐらいなので毒性がない植物として扱えます。

●成分/効能

ウルソール酸

筋肉の萎縮を防止する作用があります。血糖値やコレステロール、中性脂肪の低下にも役立つと言われています。また、抗炎症作用やシワ改善効果も注目されています。老化したコラーゲンを元に戻し、シワやほうれい線を薄くする効果があるので化粧品にも利用されてるそうな。

生活習慣病から美容まで効果があるなんて、すごい!

コリン

コリンには血管を拡張させる効能があります。この効能によって血圧が低下し、高血圧の改善や予防に役立ちます。血管を拡張させる作用は血管が詰まりやすくなっている糖尿病にも助かる効果です。

リモネン(精油)

リモネンは精油の一種。抗菌作用や免疫細胞の活性化に加え、代謝をあげる効果が期待できるのでダイエットにも役立つと言われています。

カリウム塩

カリウムはナトリウムの吸収を抑制し尿として排出しやすくする作用があり、これによって血圧を低下させる効果があります。

その他、カキドオシにはビタミンCも豊富で、滋養強壮、利尿作用などの効果も期待できるそうです。

糖尿病に効く? シワの改善にも? それって、私のためにあるような植物じゃないですか!
これから積極的に取り入れていきたいと思いました。

sliced lemon beside vegetable on brown wooden chopping board
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ブレンドを楽しんで飲みやすいカキドオシ茶を探求

カキドオシを煎じ薬として利用する方法はまた別記事にまとめますね。

今回はお茶として飲む方法をまとめます。

ひとつかみの乾燥したカキドオシ茶をポットに入れて熱湯をかけ4,5分蒸らしてからいただきます。

スーッと鼻に通る香りが楽しめます。

おまけのカキドオシ茶は15gしかないので、最初ケチって少しのお茶の葉にお湯をいっぱい入れたので、あまり風味が出ませんでした。

そこで、持っていた市販のハーブティのパックを入れてみたら、甘みが出て飲みやすくなりました。色々混ぜると飲みやすくなる.........そんなわけで、

ブレンドして飲みやすいカキドオシ茶をオリジナルで作ってみよう!

と思いたちました。

●市販のハーブティ

たまたま持っていたハーブティにはレモンマートル、ルイボス、ジンジャー、マンダリンオレンジ果皮、アニス種子、シナモンカシア、ステビア、などが入っていました。ティーパックをひとつ入れるだけでぐんと飲みやすくなるので気に入っていました。

甘くなるのはステビアのせいかなと思い、なんとか他の方法(できれば日本産のもの)で飲みやすいブレンドはできないか検討することにしました。

●リンゴの皮 

リンゴの皮にはウルソール酸が多く含まれているのだそうです。血糖値を下げるウルソール酸、ぜひ多く飲みたいものです。おまけにリンゴを入れれば甘くなるのでは?

リンゴの皮はテカテカしててワックスや農薬が多いのではないかと勘違いしていましたが、あれはリンゴ自体から出てくる脂肪酸だそうです。よく洗えば国産のリンゴに関しては口にしても問題ないのだそう。

細かく切って天日干ししてからカキドオシ茶に入れてみました(上の写真の真ん中、右)

甘くならなかったし、生ぐさい感じがしました。イマイチです。改良の余地あり。

●ショウガ

ショウガにはいろいろな健康にいい成分が含まれています。詳しい解説はまたの機会に書こうと思います。簡単に言うと、体を温め新陳代謝をうながす、脂肪の燃焼を促進させる、中性脂肪を抑えるとか、いいことばかり。

ぜひ取り入れたいと、これも薄切りにして天日干し(4日ぐらい)にしてからお茶に入れてみました(上の写真の真ん中、左)。

口の中がピリピリしていい感じです。味的には変化がないのですが、刺激があって体が暖かくなる感じがしていいです。

●ゆず果汁

ゆずにはビタミンCをはじめ多くの健康のための有効成分が含まれています。例えば、動脈硬化の予防や高血圧の予防です。

上の写真・左のゆず果汁をできあがったお茶に少したらすと、とたんにいい香りがして飲みやすくなりました。おうどんにたらすとたちまち高級な感じがする、あの感じです。

でも、写真のボトルは夫の大事なゆず果汁なので、ここぞというとき使うようにします。

 

●シナモン

桂皮入れたらどうだろう、とふと思いつきました。

家にそんなものはないんですけど、娘がお菓子作りに使ったシナモンパウダーがあったので、お茶に一振りかけてみました。シナモンと桂皮は原料の植物が微妙に違いますが、ほとんど同じ成分であると考えられています。

あの、さわやかで甘い香り、舌に刺激のある独特の風味。

私的にはシナモンはあり! 一振りでおいしくなりました。

シナモンの効用は胃腸の働きの改善、血流の改善などがあります。

最近の実験では血糖値や中性脂肪が下がったという結果がでているらしいです。

これも定期的に摂るといい薬草だと思いました。

というわけで、最近はカキドオシ茶に干したショウガを入れシナモンを一振りして飲んでいます。

あまり飲むと、夜中に何度かおトイレに起きなければならないので、できるだけ夕食後には飲まないように気を付けています。

カキドオシは取り過ぎると下痢のような症状を起こすこともあるので注意が必要ですが、組み合わせ禁止がないらしいので、自由にブレンドを楽しんで生活に薬草茶を取り入れて行こうと思っています。

mint leaves and spices on teaspoon
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このブログではウォーキングの記事や健康(糖尿病)についての記事を多く書いています。

ちょっとだけヘモグロビンA1cが下がった! そして糖尿病と歯周病の関係の話 ダムが見える公園、神奈川の県立津久井湖 城山公園で歩いてきました / ウォーキングレポート⑧ などです。

ぜひ、他の記事もあわせて読んでくださるとうれしいです。

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