こんにちは、ひらりんです。
もう、ずいぶん時間がたってしまったのですが、去年(2024年)秋にミュージカル刀剣乱舞のライブを3回観にいってきました。
とてもすばらしい時間でした。
楽しかった思いを文章に書いて心を整理しないと次のインプットができないような気がしてブログ記事にまとめようと思っていたのですが、慣れないパート勤めとかでバタバタしていて時間が過ぎてしまって。
そうすると、興奮冷めやらぬ感動をまとめるというより、思い出をまとめる作業になるのですが、その思い出と向き合う時間もとれずだらだらとしてこの時期になりました。
私のミュージカル刀剣乱舞 祝いの玖寿 乱舞音曲祭 のライブレポートです。

大阪城ホールの見切席は神席だった!?
娘は大阪在住。
大阪城公園の近くに勤めております。住んでいる所からも近いので大阪城ホールはもう庭みたいな感覚。
なので大阪城ホールでの刀剣乱舞 乱舞音曲祭は絶対に行きたいと思っていたのですが、抽選でことごとくはずれていて、結局一般販売で私が早い者勝ちで勝ち取ったのが10月24日マチネの3階の見切り席(9500円)でした。
下の図の赤丸の付いている席です。


前日に大阪入りした私は、その日のうちに会場に下見に行って、ペンライトやタオル、娘に頼まれたブロマイドなどを買ってきました。
下見といっても、大阪城ホールは1年前にヒプステBoPを観に行ったところですが、なぜか遠い昔のことのようになってしまっています(泣)。
夜は娘が描いてくれたイラストでうちわ制作の仕上げ。
3階席なので青江さんがこんなところまでファンサしに来てくれるはずはないけどと思いながら........。


当日、会場に入ってまず思ったのが、「全体が見渡せて、なんていい席なんだ!」でした。
確かにメインステージは少し見えないところがありました。でも、花道やセンターステージが手に取るように上から見渡せてすごく近く感じられたのです。
俯瞰して見ることができる、まさに鳥観図的展望ができる席でした。
男士達の表情が観たければ、45度の角度で顔を動かせばモニターがあって大画面にスポットが当たっている刀剣男士が映し出されるのでそれもストレスなくてよかったです。
ただ、センターステージで繰り広げられているお芝居やショーが全て後ろ向きでしか見れないのが難でした。
でも、それを言うなら高価な花道囲い席の方も同じ思いなので、体の向きを変えなくても見れる私たちが贅沢を言ってはいけないというものです。
青江さんの旅人の歌が後ろ向きで見ると右左逆さまになってしまうのでわけがわからなくなってはしまうのですが。
そこは、近くに来た刀剣男士をまねするようにと青江さんも言っていたので素直にそれに従いましたが、やっぱり青江さんを見たかったというのはあります。
ファンサですが、3階のこんなすみっこの席にはだれも来てくれないと思っていたのですが、たくさんの男士が来てくださいました。
青江さんもです!
娘の作ってくれたうちわを力いっぱい振りましたが、見てくださったかは定かではありません。
ホールから出る時はとても気持ちが昂っていて、興奮冷めやらぬ気持ちでしたが、そのまま娘を衆議院選挙の期日前投票にタクシーで連れて行きました。
全体の感想は、「だれも置いて行かない、置いてきぼりにしない」を体現した愛のあふれたライブだったとな、というものでした。
見切り席でしたが、娘から「神席だった、よくぞ取ってくれた」と感謝されました。
ばっちりファンサしてもらった幕張メッセ・注釈付き指定席
2回目に参戦したのは11月16日マチネの千葉・幕張メッセ国際展示場 注釈付指定席(11500円)でした。
席に着いた時は、刀剣男士達と同じ高さまで下りて来たぞ、とそれだけで男士達が身近に感じられて興奮していました。
でも実際は国際展示場ということで、コンサートやお芝居専用のホールではないので最悪でした。
私たちが座った席は下の図の赤い丸のところらへんです。
うまく座席図を持ってこれなかったのでこんな感じですみません。

幕張メッセは見本市などのイベントをするような会場なので床がフラットです。
体育館のようなところにステージをこしらえて、パイプ椅子を並べたような会場でした。
傾斜がないので娘のように背が低いといくら前の方に座っていたとしても人の頭で何も見えなくなります。
そういう人に配慮して確かに前面に大きなスクリーンがあったのですが、それすら娘は見えづらいようでした。
音響も悪く、ヘタすると外の音が聞こえてくるような場所でした。
ちゃんとしたホールではないので照明の施設も後付けで設置したのかもしれません。スポットライトを低い位置から男士に当てているようで、観客にまで光が届いてまぶしすぎて男士が見えないということもしばしばありました。逆光になってしまうのです。
センターステージはもう真後ろの遠いところ、という感じがして、歓声が上がったり拍手がされたりしていても何が起こったのかわからなくて、置いてきぼりにされている気がして寂しい気分になりました。
それでもなぜか娘と二人会場を出る時は、楽しかったー、よかったー、すてきだったーと興奮して家路についていました。
それは、青江さんをたくさん見ることができたからです。
私はミュージカル刀剣乱舞を生で観るのはにっかり青江単騎出陣以外は初めて。
単騎出陣の時に苦悩をかかえ葛藤と向き合う青江さんを目撃していましたから、それらを乗り越えてこの本丸に戻ってきた青江さんを見たくて今回のステージを観に来たのです。
時々は迷子になったりしたけれども、しっかりにっかり青江さんを目で追うことができました。
青江さんは終始キラキラに輝いていました。
客降り曲で、花道わきの通路をタオルをまわしながら、にこにことはじける笑顔でくるっくるっと回転しながら駆け抜けていくのを見た時には、青江さんが楽しそうで楽しそうで本当に良かったと思いました。
娘が最も興奮したのは、にっかり青江さんと山姥切国広さんがその日の日替わり手合わせだったことでした。
おそらくこの本丸で古くから顕現という設定(なのか?)の二人の手合わせ。
この本丸でつらい出来事があったからこそ、青江は新しい刀剣男士が増えるのを恐れたし、自分が強くならなければと焦慮に駆られ修業の旅に出たと想像されていました(主観)。
「君も強くなりたいのなら応援するよ(みたいな意味)」と、山姥切さんに手合わせしながら話すことに娘はぐっときたらしいです。
今回の座席は娘が通路側だったので、通路を歩く刀剣男士を見ることができて、それもうれしかったようです。
鬼丸国綱さんが通路を歩いて来て、持っているタオルを摘まんで筒状のものを作っているので何をしているのかなぁと見ていたら、娘の横でピタと止まり「お前も歌え!」と言わんばかりに娘の口元に差し出したのには驚きました。
娘も突然のことでかなりキョドっていましたが、じんわりとうれしくなったようで、帰るころにはファンになってしまっていたようです。
Kアリーナ横浜では、なんとセンターステージに面した指定席!
現地参戦の最後の場所は地元神奈川、Kアリーナ横浜、11月30日ソワレ、3LEVELの6列目の席。初めての注釈付きでも見切り席でもない普通の指定席(12800円)!
そして今度こそセンターステージに面した席!
今まで青江さんがよく出没していた上手の席。
またまた座席表をうまく持ってこれなかったのですが、下の赤丸の席です。

Kアリーナは音楽専用のホールで新しく、音響もよくて、どの席からでもステージがよく見えると評判のよいホール。きれいだし、軽食を扱っているカウンターなんかもあっておしゃれ。トイレも広くて一方通行になっててサクサクさばけて待ち時間が少なくてよかったです。
おのずと公演への期待度も爆上がり。
ただ、期待が大きく膨らんだだけに「あれ?」と拍子抜けした感があったのも事実。
それは、今まで上手ばかり、下手から見てはるか遠くにばかり出現することが多かった青江さんが、なぜか下手の方にばかり出現するような気がしたからです(あくまでも主観です)。
前回のように青江さんを探し出して目で追うというのがなかなかうまくいかなかったんです。
それでも、
「そことそことそこだね」と客席に指さした後にバズーカ砲をぶっ放す青江さんや、
ジャケットを半脱ぎして背中を見せるセクシーポーズの青江さんや、
勢いよくセンターステージにやって来てかかと立ちする青江さんや、
キーマンの歌をうたうときにめいっぱい両手と片足を上げてKの字を作るかわいい青江さん(最初はKアリーナのKだと思ってました) や、
100万回のありがとうの歌をうたうときに、1階から2階、3階と1段づつていねいに心からの感謝をしている美しい横顔の青江さん、
そして、SNSで話題になっていた青江さんの刀剣乱舞の歌の際の待機ポーズ(絶対に配信でも観られない)を見ることができました。
そうそう、勢い余ってぐらっとなってセンターステージから落ちそうな感じの青江さんも目撃しました。
まぁ、十分に満足の行く席だったことは確かですね。


川崎住みの私にとっては横浜は地元なわけで現地まで30分ほどです(娘の家と大阪城ホールの距離には負けますが)。
少し早く来て初めてのランダムグッズというのも買ってみました。
生まれて初めてのランダム缶バッチとランダムアクスタです。
にっかり青江さんは出ませんでしたが、記念になりました。
忙しい娘は実家によらず新幹線で現地にぎりぎりにやって来て、深夜バスで大阪に帰っていきました。
これで、3回の私の刀剣乱舞ミュージカルの祭の初参戦は幕を閉じました。
結論としては、どんなホール、どんな席でも変わりなくとてもとても楽しい思い出に残るライブでした。
「簡単には折れないよ」と言ってくれたにっかり青江
3階の現地参戦の後、配信を買って観ました。
千穐楽の1つ前の回です。前楽というやつ。
その他にはお正月に娘が帰省した時に、青江さんが手合わせをした時のや断然君に恋してるをうたった時のものなどを買って一緒に観ました。
歳をとって目が悪くなると、遠くのものでもピントが合わない時もあるので、カメラを通して大きくスポットライトが当たっている男士が大きく映し出されているのを見るのは見やすくて、配信っていいなぁと思いました。
でもよく考えると、この時青江さんは何をしているんだろう、ああ、この時の青江さんを見たかったのに、とジレンマに陥ってしまいます。
やっぱり、配信もいいけどライブもいいなぁと改めて思いました。
ところでなぜ私は千穐楽の配信ではなくて前楽の配信を買ったのでしょうか。
それは、カーテンコールで青江さんが誉当番だったからです。
カーテンコールで青江さんがしゃべった一言を記録していましたので書いておきます。
やぁ
昨今の厳しい時代に僕たちを信用し戦わせてくれてありがとう
これだけの年月をかけて築き上げ、君色に染めあげられたこの本丸は、こんなにも大きな力になったよ
君は喜んでくれているかな、今の僕たちの姿を
刀剣男士としてこの本丸で研鑽をし続けた日々がぼくたちを刀としてだけではなく、刀を必要としない時代でも戦える存在にさせてくれた
感謝の言葉しかないよ
これからも戦い続けるよ、どんな時代でもね
簡単には折れないよ いまのぼくたちはね
だからこれからもまかせてほしいんだ 安心してね
とりあえずは今日までともに頑張ってくれた君に
ほまれ・ポン
ここで、最後から4行目の「簡単には折れないよ いまのぼくたちはね」の部分が「簡単に終われないよ」と聞こえた人たちがいて、はたしてどっちなのか論争になったんです(そんな大げさなものはないです)。
主流は「終われないよ」になりかけました。
でも、終わる終わらないをにっかり青江が言及するのはおかしくありませんか。何を終わるというのでしょう。 ミュージカル刀剣乱舞をですか? 「いまのぼくたち」って言っているんだからこの本丸を代表して言っているというのでしょうか?
千穐楽で10周年記念を東京ドームで行うと発表があったので、それで「終われないよ」説が主流になってしまったようでしたが、それにしたっておかしいでしょ。
簡単には終わらない。ドーム公演を終えるまでは! ってことだったら10周年講演が終わったら刀ミュ本丸は解散してもいいってことになるじゃん。
そんなこと青江の口から言うわけがない!
これは絶対「簡単には折れないよ」です。
青江単騎の旅立つときに審神者に言った言葉、
「約束はできないよ 折れるかもしれないからね」
という言葉にかかっているのだと思います。
旅立つ前は、修行中に折れるかもしれない、だから必ずこの本丸に帰ってくることを約束できないと自分の強さに自信のなかった青江さん。
それが修業から帰って来て、「もう簡単には折れない」安心してまかせてほしいと自信を持って言ってくれたのだと思いました。
極の衣装は来ていないけど、これは青江さんは極として話しているんだと感じました。
そして、さらなる確信が。
青江役をしている新木宏典さんがプロデュースされたスケジュール帳のお渡し会でファンの方が質問されていて、それに答えてられるのです。
「折れないです」と。
あのカーテンコールは、青江さんの優しい笑顔と自信に満ちた声の言葉で、こっちまで笑顔になってしまいました。そして、何回も何回も繰り返し見てしまうものでした。
そのお渡し会は娘も参加していて、娘は「ドームも絶対行きます」というと「東京ドーム? ありがとう」と新木さんは返事してくださったそうです。
もうこれは10周年記念もにっかり青江は出陣すると考えていいのではと娘は信じております。
そして、私たち母娘もにっかり青江さんの笑顔を見るために、たくさんの男士からたくさんの元気をもらうために東京ドームに行きたいと切に切に願っております。

このブログでは舞台観劇日記の他に健康についての記事(ついにヘモグロビンA1cの値が下がった! 下がった理由、それはサプリメントのおかげか? など)や訪れた観光地の記事(冬の青く澄みきった空のもと、横浜三渓園に行ってきましたー秋や春もいいけど冬もよかったなど)を書いています。
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