こんにちは、ひらりんです。

秋の紅葉が美しい季節に行きたいと思っていた三渓園、タイミングが合わずに行けなかったのですが、このたび冬の晴れた日に訪れることができました。

秋の紅葉の時も、春の花々が一斉に咲き誇っている時もきっと素晴らしいんだろうなと思えるこの日本庭園は、冬は冬でとても気持ちのいいスポットでした。

三渓園とは明治のお金持ちが作った日本庭園

三渓園は横浜駅からバスで40分ほどの位置にある日本庭園です。

明治から大正時代にかけて活躍した横浜の実業家原三渓氏によって作られました。

広さ約175,000㎡の庭園の中には鎌倉や京都から集められた17棟の歴史的建造物が建っていて、四季折々の自然と調和した見事な景観が散策に訪れる人々を楽しませてくれる場所です。

三渓園基本情報

●入場料 大人900円 子供(小中学生)200円 
     横浜市内の65歳以上の方は700円になるなどその他の割引制度があります。
     JAF会員証を見せるとは100円引でした。

●駐車場 2時間まで1000円、以降30分ごとに200円
     駐車場はあまり大きくないので春や秋の観光シーズンはバスで訪れた方がいいかも。
     2時間あればまわれる広さだと思います。

●休園日 12月26日~31日

●注意事項 ペットを連れての入場は禁止
      園内は全面禁煙

その他三渓園の詳しいことは下記にお問い合わせください。

公益財団法人三渓園保勝会
℡045-621-0634 https://www.sankeien.or.jp/

結婚式もできる鶴翔閣

三渓園の門を入ってすぐに大きな池があるんですが、そこで和装の新郎新婦と親御さんがプロのカメラマンに写真を撮ってもらっていました。

冬の風景の中、打掛の赤色がより鮮やかに映えていました。

すてきなお庭をバックに結婚式の写真 前撮りしているんだ、いいなぁ

と思いながら先に進むとまもなく見えてくる茅葺の立派な建物鶴翔閣、ここでなんと結婚式もできるのだそうです。

鶴翔閣は三渓さんが住まいとして建てた950㎡の大きなお屋敷です。三渓さんと交流のあった当時の文化人や政財界の人たちが多く出入りしていたそう。どの部屋からもすてきな日本庭園を眺めることができるそうで特別な日を過ごすのにもってこいの場所です。

結婚式だけではなく、様々な目的で利用することができる貸し出し施設として活用されています。

1日1組限定だそうです。料金などはhttps://www.sankeien.or.jp/rental/price/からお調べください。

この鶴翔閣の前に水連池という比較的小さな池があるのですが、そこにカメラを持った人たちがたくさん並んでおりました。

何を撮っているのだろう、鶴翔閣が素敵だから建物をとっているのかしら、と思ってその人だかりの後ろを通り過ぎようとしたとき、きれいな小鳥が飛んできてカメラマンたちが一斉にシャッターを押していました。

羽を広げると瑠璃色に光るかわいい野鳥を撮りに来ていたんですね。どうりで大きな望遠レンズの本格的なカメラを構えた人たちが多くいたわけです。

盆栽の展示会もあって、人それぞれに冬の寒い中でも見どころはいっぱいある三渓園です。

高浜虚子の句碑

初音茶屋といってもお茶は出ない

広い敷地を散策しているとおなかがすきます。

三渓園の中には雁ケ音茶屋月影の茶屋三渓園茶寮待春軒、そして初音茶屋と5軒の茶店風の名前の建物があります。

このうち本当に茶店なのは雁ケ音茶屋と三渓園茶寮と待春軒の3軒です。

ちなみに下の看板は雁ケ音茶屋のものです。

月影の茶屋は雁ケ音茶屋の隣にあって持って来たお弁当や茶屋で購入したおうどんなどを持ってきて食べるところのようでした。

三渓園茶寮は主におだんごを売っているお店です。

おなかがすいててかぶりついてしまったのでお団子の写真はないのですが、いろいろな種類があっておいしかったです。暖かいお茶も自由にいただけて暖かい部屋でおだんご休憩できてほっと一息つきました。

雁ケ音茶屋や三渓園茶寮には鯉のエサも売っていました。大池のカモや鯉にエサをやるのも童心に帰ることができてたまにはいいものです。

写真ではよくわからないかもしれませんが、けっこう鯉が集まってきてくれてうれしかったです。

待春軒の名物は三渓そばです。

三渓さんが考案したというそばで、そばといっても細いうどんで、タケノコやシイタケなどでできた餡がかかった汁なしの麵です。

確かに麺は温かかったのですが、

寒い冬にはあったかいお出汁の入った麺の方がよかったーと食べながら思いました。

待春軒には麺類以外にもおぜんざいのような和風スイーツ系のメニューもありました。

最後の初音茶屋はどんなお店だろうと探したのですが、ただの東屋みたいな建物があるのみでした。残念。

茶屋と名前がついてるのに、とんだフェイントでした。

季節ごとに違う顔を見せる庭にまた行ってみたい

三渓園は内苑、外苑に分かれています。

今回は外苑の方をくるっとまわっておだんご食べておうどんをいただいて1時間少しかかりました。

外苑には小高い山があってその上には搭や展望台なんかもあるみたいでしたが、そちらの方には歩いていきませんでした。

きっといい眺めだったのでしょう。ここは次回のお楽しみにします。

三渓園はみなとみらい線の中華街駅からバスで15分ぐらいの場所にありながら、写真のどこを撮っても近代的なビル、タワマンなどが写り込まない貴重な場所だと思います。

夫は寒い冬の日の方が、夏の暑い日に歩くよりもましだったかもと言っていましたが、

夏は夏で都会の中のオアシスの素晴らしさ、、自然の中の涼しさをより感じられるかもしれません。

また、折々の季節に訪れたい場所です。


このブログでは健康についての記事の他に薬草茶やハーブについての記事真田幸村の里、長野県上田市で買った”えんめい茶”って飲めば長生きできるのかしら など)や舞台観劇日記などの記事(舞台「THE HISTORY BOYS」観劇日記/イギリスの受験生たちの生態 など)を書いています。

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