ーひらりんの糖尿病・闘病日記23ー

こんにちは、ひらりんです。

この頃どうもブログが更新が進みません。

闘病日記も4月の検査結果から更新されてません。

でもそれから7月までのあいだ、私のヘモグロビンA1cの値も安定しておりました。

これは3月中旬から新しく飲み始めたお薬(ビルダグリプチン)のおかげだと思います。

新しいお薬に関しては闘病生活22(新しく糖尿病薬が追加処方されましたー果たしてこれでHbA1cは下がるのか?ー )に詳しく書いておりますので読んでくださるとうれしいです。

この結果に安心してここ数カ月けっこう好き勝手にいろいろと食べてしまっています。

それは2025年5月16日に放映されていたモーニングショーでの糖尿病についての新説がかなり影響していると思います。

今回はその糖尿病のまだまだ常識になっていない新説について書こうと思います。

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めざせ! ヘモグロビンA1cの値6以下!

今回も検査値からの報告です。

食後血糖値がよすぎるので先生は首をひねっておりました。

食後2時間で88なら、ヘモグロビンA1cがもっと良くてもいいぐらいだというのです。

でもそれは、クリニックまで20分かけて歩いてきているせいだと思います。

仕事を終えて遅い昼食をとったあとは疲れて寝てしまったり、夕食の後もすぐに後片付けせずにぼーっとテレビを観ていたり、これじゃあ血糖値は上がりますよね。

きっと昼食後、夕食後ももっと動いたら検査結果はさらによくなるんでしょうけど........なかなか。

今回は中性脂肪もいい数字だったのでほめられました。

中性脂肪は、検査前の食事の種類で数字が変わると言われましたが、1か月後に検査結果を知らされるので、どうしていい結果になったのか、どんなものを食べていたか思い出せません(これ毎回言っている気がしますが)。

検査項目基準値1/232/273/274/256/37/8
HbA1c6以下6.86.66.66.36.36.2
血糖値70~1108010876868388
LDL/HDL60~119/40~88/7371/6476/7382/72 78/75
中性脂肪35~149228160274190139
γ-GTP9~32(女性)4027304728
血糖値は食後2時間ほどの値です。

LDLコレステロールとHDLコレステロールの値の比率はLH比といって動脈硬化のリスクを評価するための指標だそうです。

これが1.5以下だと血液がきれいで健康な状態だと言えるのだそうです。

2.5以上だと血栓ができている可能性があり、心筋梗塞のリスクも高まります。

今回はほぼLH比が1でこれも医者からほめられました。

ただ、このところ数字かよいことに油断してけっこう甘いお菓子を食べちゃっているんですよね。仕事のシフトを減らしたりお盆休みをとったりしているので次回の数値はけっこう怖いものがあります。

photo medication pills on white plastic container

糖尿病の新事実を常識に!

糖尿病と聞くとどんなイメージがありますか?

最近ACジャパンのCMで糖尿病についての偏見を見直そうというのがよく流れるようになりました。

私が学生のころ、糖尿病というと生活習慣病でだらしない生活、贅沢な生活を送っているとなる病気のひとつというふうに習いました。

贅沢した挙句に透析をしなければならなくなった人たちに「なんで税金で面倒見なければならないんだ、自費で賄え」という著名人もいました。

親が糖尿病なら、同じような食生活をしているので子供も糖尿病になるものだと、家庭科かなんかの授業で習ったような気もします。

そんな偏見をこのACジャパンのCMは取り払おうとしています。

痩せている女性、運動を毎日しているアスリート、そんな人でも糖尿病にかかってしまうのです。

そこら辺のことを5月16日のモーニングショーで北里大学北里研究所病院糖尿病センター長・山田悟先生が出演して取り上げてくれたのです。

糖尿病は遺伝と体質による要因の方が生活習慣によるものより大きいんだそうです。

同じものを食べていても体質や遺伝により糖尿病になる人とならない人がいるのです。

3世代(祖父母のうちのどちらか+親のうちのどちらか+兄弟の誰か)に糖尿病の人がいれば8割糖尿病になるようです。

私が生まれた頃には30代の父はもうすでに糖尿病にかかっており、それなりの食事療法をしていましたので家族全員そんなに乱れた食生活はしておりませんでした。

母の家族も糖尿病家系で母も50を超えたころから糖尿病になり、結局私たち3姉妹は程度の差はあれどみんな糖尿病になってしまいました。

私の夫は糖尿病家系ではないので、間食し放題、アイスも1日2個3個食べ運動は全くしない生活をしているにもかかわらず数値は素晴らしいものでした。

65歳を過ぎた今日この頃、夫の数字がちょっと悪くなってきましたが、これは明らかに生活習慣によるものだと確信しています。

糖尿病研究の権威である山田悟先生はモーニングショーで、糖尿病の新常識として糖質を控えたんぱく質と脂質中心の食生活をしていればカロリーを気にすることもなく、運動をすることもなくヘモグロビンA1cは下がると行っていました。

1日の糖質の総量を70~130g以内にできればから揚げやとんかつをいくら食べてもいいというのです。

これをゆるやかなロカボ生活と言います。

これらのことはモーニングショーで言われる前に私は先生の著書を読んで知っていました。

以前書いたブログ記事「ヘモグロビンA1cは変わりなし、でもお薬は減らしてもらった/そしてロカボの話   https://hirarin.blog/tounyoubyou10-rokaboseikatu」の中にも紹介していますのであわせて読んでください。

上の記事を書いたのは23年5月のことです。でもいまだに医療機関ですらもゆるやかなロカボ生活は常識になっていません。

栄養指導の先生はカロリー計算をしますし、バランスよく食事をしろと言います。

炭水化物が少ないから8枚切りの食パンより6枚切りの方がいいといいます。

まあね、私も山田悟先生の著書通りに糖質を130g以内に抑えてヘモグロビンA1cを6.0以下に抑えることができていれば大きなことが言えるのですが、実際は甘いものを食べてしまっているので何も言えません。

「カロリー気にするのなんて古いですよ」、と言えるのはヘモグロビンA1cをもっと下げてからでしょうね。

colorful candy

アルコールはインシュリンの役割を果たす!?

今回のモーニングショーで山田悟先生が話された中で最も驚いたことは、

アルコールはインシュリンと同様に筋肉での糖の取り込みを促進する働きがある

というものでした。

ちょっとこれには驚きでした。

番組では糖尿病という観点から言えばアルコールはいくら飲んでも大丈夫というようなことを言われていたと記憶しています。

最も他の病気の原因になるのでやはり飲みすぎはいけないと思うのですが。

AIに聞いてみても少量から中程度のアルコールの摂取はインスリン感受性を改善し血糖値を下げる効果が期待できると書いてあります。アルコールが肝臓での糖新生を抑制し、筋肉での糖の取り込みを促進するからだそうです。

もちろんすでに肝臓を弱めている人にはお酒はお勧めできません。

私も少し前までは脂肪肝でしたから飲んではいけなかったと思いますが、もうすっかり肝臓の数値もよくなっているので外食ですぐに糖尿の薬が飲めないような時など、コップ1杯のワインやビールなど食事と一緒に飲むようになりました。

インシュリンの代わり、インシュリンの代わりと思いながら飲んでします。

two persons holding drinking glasses filled with beer


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