ーひらりんの糖尿病・闘病日記21ー
こんにちは、ひらりんです。
実はこの闘病日記12月分をとばしていました。
なので、今回は12月分と1月分の検診の結果です。
なぜとばしてしまったかというと、慣れないレストランのパートが忙しくて家に帰れば何もできないほど疲れてしまっていたからなのでした。
というわけで今回は2か月分の検査結果のご報告です。
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10月に下がったヘモグロビンA1cが大きく上がってしまった
今月もクリニックで出してもらった血液検査の結果から報告します。
太字が今回の数字です。
ヘモグロビンA1cと血糖値の値のみクリニックで調べているので受診日に結果が出るのですが、それ以外は次の受診日にわかります。
毎回1か月遅れての結果で食生活の反省なんかもできません。時間がかかってもその日のうちに結果がわかる病院にかかるのが理想だと思います。
朝食を食べずに血液検査だけ先にして、その後食事して午後から結果とともに診察してくれるクリニック、近くにないかなぁ。
検査項目 | 基準値 | 9/17 | ※10/5 | 10/17 | 11/14 | 12/12 | 1/21 |
HbA1c | 6以下 | 6.9 | 6.7 | 6.4 | 6.6 | 6.5 | 6.8 |
血糖値 | 70~110 | 107 | 129 | 131 | 103 | 122 | 80 |
LDL/HDL | 60~119/40~ | 90/56 | 106/68 | 76/56 | 65/65 | 76/65 | |
中性脂肪 | 35~149 | 280 | 187 | 256 | 169 | 194 | |
γ-GTP | 9~32(女性) | 52 | 94 | 74 | 52 | 37 |
10月の健康診断の際にエコーで脂肪肝と指摘されていたのですが(確かにγ-GTPも異常に高い)、最近はγ-GTPの値は基準値に近くなってきました。
脂肪肝と関係のある数字としての肝臓関連の検査結果、ASTやALTなどは以前から基準値内で問題がありませんでした。
脂肪肝は改善されているのではないかなぁと思います。
そして今回の血糖値、食後2時間ほどの値なのですが、低い!
食後でこんなに低いのにもかかわらず、なぜにヘモグロビンA1cがこんなに高いのか医者が首をひねっておりました。
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HbA1cが上がった原因は甘いものをたくさん食べたから
今回ヘモグロビンA1cが上がった理由、それは甘いものをたくさん食べたからです。
自分自身がよく知っています。
クリスマスもお正月もあったから、そりゃ食べるでしょう!
生活習慣の目標は甘いものをできるだけ減らすでした。
食べるとしても午前中。よく動き回り、インシュリン分泌の多い午前中に食べることを心がけるようにする、としていました。
9時から14時ぐらいまでレストランでパートの仕事をするようになり、午前中に甘いものを食べる時間は無くなりました。
クリスマス、お正月はレストランの繁忙期でふだん週3で通っていたのが週5ぐらいに増えちゃって、お正月休みは1月1日だけ!
午後3時過ぎに家に帰ってからお昼ご飯を食べるのですが、疲れ果ててその後は何もしたくなくなります。
でも、甘いものは食べたくなる。ということで食べちゃう。
それでも体重が増えていれば用心して食べなくなるんでしょうが、なぜか体重は増えるどころか減る方に動いていて........
気が大きくなってきたんでしょうね、食べても太らないじゃん、むしろ減ってる、それじゃあもっとお菓子食べてもいいんじゃないの? って。
体重は今のクリニックで記録を録り始めてほぼ3キロ減っています。
賭けだったんですよね。
今のパートは運動量的にハードで、甘いものを食べても痩せられる! これでヘモグロビンA1cが下がっていればもう糖尿病は治ったみたいなもんじゃないかとか思ってしまっていました。
今度の検査でヘモグロビンA1cが下がってさえいれば........って。
でも、下がっていませんでした。いや上がっていましたし。
夢ははかなく消えました。やはり甘いものは節制しなければならないということがよくわかりました。
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糖尿病になると痩せるって本当?
夫にいくら食べても体重減っていくんだという話をしたら、変な病気じゃないのか、ちゃんと検査した方がいいのではないか?
と心配されました。
確かに深刻な糖尿病では痩せていきます。
その仕組みは、インスリン分泌が少なくなってしまったり、インスリンの働き自体が悪くなるせいで、血中のブドウ糖をエネルギーとして変換し利用できなくなるためです。
血中のブドウ糖は食事で摂取した糖分が肝臓で代謝して作られたものです。
それが腎臓から分泌されるインスリンによりエネルギーとなって細胞に取り込まれ、筋肉などを動かします。
ところがブドウ糖が取り込まれないと細胞はエネルギー不足になるので、もともと細胞に蓄えられていた脂肪をエネルギーとして使用しなくてはならなくなります。
それで痩せていくのです。
血中のブドウ糖はエネルギーとして消費できないので、結局尿として排出されることになります。
糖の含まれる尿は少し甘いにおいがするんだそうです。
糖尿病の名前の由来です。
でも私の尿には糖が含まれていません。尿検査の結果いつも尿糖はマイナスです。
食後の血糖値も上記の表のようにちゃんと低くなっているということはインスリンが働いているということ。
だから私が痩せた原因は糖尿病が悪化したからではないということだと思います。
では、なぜ体重は減ったのにヘモグロビンA1cは上がったのか?
体重が減ったのは、パートの仕事が忙しくて運動量が増えたから。1日のカロリー摂取量よりも消費エネルギーの方が上回るようになったからだろうと思います。
昼食が遅くなる分、夜ご飯の時間にはあまりおなかがすいてなくて、夕食を軽く済ませるなんてことも多かったですし。
ヘモグロビンA1cは1,2か月の血糖値の平均値です。
昼食時に疲れて、甘いものをどさっと食べてしまい、そのままぐたっと体を動かさないでいると血糖値は瞬間的に上がりその数字が残ってしまいます。
平均値なので瞬間的に上がってしまった血糖値が響いてくるのだと思います。
つまり、仕事から帰って来ても甘いお菓子を少しがまんすればヘモグロビンA1cも下がるのではないかという結論です。
来月のクリニックの検査が楽しみです。
いや、はたして私はお菓子の爆食いをがまんできるのだろうか?
そこのところが課題です。
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お時間のある時にそれらの記事も読んでくださるとうれしいです。
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