湘南に住んでいる頃は、よくウォーキングに出かけそれぞれのレポートをまとめていました。
2年ぐらい前からやってないなと思い返して、ウォーキングというほど歩いていませんが、いいところがあったので簡単にまとめて紹介します。
神奈川で珍しい藁ぶき屋根の横溝屋敷
ドライブ中にGoogleマップを見ていて気がついた横溝屋敷(よこみぞやしき)。
歴史的な古民家の写真が写っていてぜひ一度行きたいと思い、まだまだ暑い秋の日に出かけてきました。
🔷みその公園「横溝屋敷」の基本🔷
●住所 横浜市鶴見区獅子ヶ谷3-10-2
●電話番号 045-574-1987
●開館時間 午前9時~午後4時30分
●休刊日 毎月第1、第3月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
●駐車場 無料 (1,2台ほどしか置けないので、行事がある時など混雑が予想される時は注意が必要です)
●駐輪場 無料(多数置けるようです)
近くに大型商業施設トレッサ横浜があります。歩いて10分ほどのところなので、ショッピングのついでに足を延してもいいかもしれません。
🔷横溝屋敷とは
横溝屋敷(旧横溝住宅)のあるあたりは緑に覆われた小高い山が後方に広がっているので、その辺一帯がみその公園というのかと思ったら、どうも横溝屋敷があるところをみその公園というみたいです。
後ろの山は獅子ヶ谷市民の森というそうで、そこに獅子ヶ谷城跡があります。
このお城が別名御薗(みその)城と呼ばれていたらしいので、みその公園という名前がついたのかもしれません。
横溝屋敷は江戸時代末期から明治時代にかけて建てられた名主(庄屋)さんの住宅です。
現在は横浜市指定有形文化財に指定され、江戸、明治時代の農家の生活や文化を知るための資料として無料で一般公開されています。
母屋は靴を脱いで入ることができます。
蔵は外から眺めるだけですが、穀蔵は昔の農機具などがしまってあるのが見えるので興味深いです。
母屋の1階は家具などそのまま置いてあって、今もそこに人が住んでいるような空間が広がっています。田舎のおばあちゃんちに行ったような気分になります。
2階は村の絵図など地域的なことが分かる資料と、当時の生活用品が民俗資料としてきれいに展示してあります。
さっと眺めるだけなら15分もあれば見終えてしまうようなところですが、ひとつひとつゆっくりと時間をかけて観賞するのもいいと思います。
畳の部屋に座って窓から入って来る風を感じながら、当時の生活に思いをめぐらせるのもなかなかいい場所でした。
季節に合わせてさまざまなイベントが催されている
私が横溝屋敷を訪れたのは9月15日でした。
まだまだ夏の日差しの残る暑い日でしたが、たわわに実る稲の穂が揺れていました。
柿の実も大きくなって、秋を感じることができました。
この田んぼも、教育水田といって小学生とその親を募集して育てられているそうです。
その他にも季節ごとにいろいろな行事が企画されています。
詳しくは横溝屋敷のホームページから調べてみてください。https://qq2h4dy9n.wixsite.com/yokomizoyashiki
わたしが最も興味をひいたのが、茅葺き屋根でした。
こんな都会に珍しい。しかも数年前に茅葺き屋根の葺き替えが終わったばかりだそうです。
藁葺き屋根の葺き替え、見たかったな。
藁ぶき屋根の寿命は30年以上あるそうなので、今度葺き替えるときも私は見られないでしょう。
昔から伝わる民家、それにまつわる文化をみんなの手で大事にていねいに扱って、きちんと将来に残していってもらいたいものです。
このブログでは趣味の薬草茶についての記事の他に健康についての記事 薬を増やしたのに結果は変わらず/中性脂肪を何とかするように言われました や観劇日記記事舞台「モノノ怪~座敷童子~」感想日記。大阪会場で目撃したモノノ怪の悪戯とは など書いています。
よかったらそちらの記事もあわせて読んでくださるとうれしいです。
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