こんにちわ、ひらりんです。
もう15年ぐらい前でしょうか、姉からカスピ海ヨーグルトのタネ菌というものをもらいました。
牛乳に入れてほっとけばヨーグルトができるから、と。
たまたまカスピ海ヨーグルトメーカーがスーパーで売っていたので、形から入るタイプの私はそれを買ってみました。
ですが、タネ菌は冷蔵庫の中、ヨーグルトメーカーはキッチンの戸棚の中に入れたまま、めんどくさくなって放置してしまいました。
今回はそのヨーグルトメーカーがやっと15年ぶりに日の目を見たというお話です。
ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作るのはめんどくさいか?
冷蔵庫の掃除を何度もするたびに生き残ってきたヨーグルトのタネ菌は、2,3年前にいくら何でももうダメでしょ、というわけで捨てられてしまいました。
そして、昨年の12月、大掃除をしようと開けたシンク下の物入れにヨーグルトメーカーを発見してしまった時、思い切ってこれも捨てようと思いました。
いや、待てよ。
一度も使ってないんだから、メルカリに出そうか……。
いやいやいや、ブログやっているんだから一度くらい作ってみてレポート記事あげるという手もあるか……。
ものぐさ主婦がブログを始めたことで、少しずつめんどくさいことにも挑戦するようになってきたわけです。
いやでも待てよ(再度)、タネ菌は捨ててしまったんだから、どうやってカスピ海ヨーグルトを作ればいいの?
そこで、ヨーグルトメーカーに書いてある作り方を読んでみました。
基本のヨーグルトの作り方
①ポット・計量スプーンなど使用するものを熱湯消毒しておく
②牛乳をポットに入れる
③タネ菌を入れて混ぜる
④20度から30度の室温に静かに放置する
⑤8時間から24時間でヨーグルトができる
⑥できたヨーグルトから計量スプーン5杯分を取りのぞき、次回からはそれを使ってヨーグルトを作る
つまり、タネ菌がなくても⑥を市販のヨーグルトからとればできるということではありませんか!!
よかった。これでせっかく買ったヨーグルトメーカーを使うことができるぞ。
というわけで市販のヨーグルトを使って自家製ヨーグルトを作る実験をやってみました。
市販のヨーグルトからヨーグルトを作ってみる
用意するもの
①封を開けてない牛乳とヨーグルト
②熱湯消毒をしたヨーグルトメーカーのポットと計量スプーン
ポットは1リットル用なのですが、失敗するともったいないので500mlでまず試してみることにしました。
牛乳を注いだポットに市販のヨーグルトを計量スプーンで5杯分そっと入れて優しくかき混ぜました。
それから12月の暖房の入っていないキッチンで一晩放置。
蓋の空気が通る部分は開けてあります。(ホコリなど入らないようネットが付いています)
朝見た時はまだ固まっていませんでしたが、24時間たった時にはヨーグルトと呼んでいい状態になっておりました。
次のヨーグルトを作るために計量スプーンで5杯分を先にとっておきます。
もちろん熱湯消毒した容器です。
何も知らない家族に朝食に出しても何も言われませんでした。
もちろんはちみつなどどっさりかけて甘くはしましたけど。普段食べているヨーグルトと何の違和感もなかったようです。
私としては、市販のヨーグルトに比べて硬さがやや足りなかったように感じました。
どんなヨーグルトでもヨーグルトはできるのか?
さて、作り方はマスターしました。
市販のカスピ海ヨーグルトで作ってみたわけですが、次にどんなヨーグルトでも作れるか試してみることにしました。
試したのは下記の3つ。
①COOP(生協)プレーンヨーグルト ビフィズス
②グリコ Bifix
③明治 ギリシャヨーグルト パルテノ
まず、①プレーンヨーグルトビフィズスは、24時間以上たっても飲むヨーグルトぐらいのトロトロさでした。
この敗因は温度管理のせいだと思います。
12月中旬に20度から30度の室温は無理でしょう。暖房入れていないんだから。
1回目が成功したのはたまたま暖かい日だったからか?
とにかく少しゆるいヨーグルトとして家族にだしても、誰からも苦情は出ませんでした。
はちみつや冷凍果物などでトッピングしてだせば、多少トロトロでもわかりません。
その頃、実家の妹から自家製のマーマーレードやナッツのはちみつ漬けを送ってもらいました。
妹と電話で「マーマレードはいくらあってもうれしいよ。うちでヨーグルトを作っているから」という話になったんですが、その際、「温かさをキープするために炊飯ジャーの保温機能を使うっていう話を聞いたことあるよ」と言われました。
いいことを聞いた!
さっそく炊飯器を使って作ってみよう。
今回使用するのは②グリコ Bifix です。
この製品はほんのり甘くて、ツルンとした舌触りのヨーグルトです。
砂糖や果糖ブドウ糖液糖、水飴が添加物に入っているのでほんのり甘く、また、ゼラチンや寒天も入っているのでツルンとした食感なのだと思います。
はたして、こんな添加物の入ったヨーグルトからでも自家製ヨーグルトができるのでしょうか?
結果、ヨーグルトはできました。
炊飯ジャーの保温機能を一晩中使うと電気代がもったいない気がしたので、夜寝る前には保温ボタンを切ってしまったのですが、24時間ぐらいで固まりました。
味は甘いわけでもなく、食感もツルンとはしていません。
今まで作ったヨーグルトと同じ感じの味と食感でした。
そりゃ、添加物は増えないわけで、乳酸菌だけが牛乳の中で増えて発酵してヨーグルトになったわけだから当たり前ですけど。
最後に試したのは③明治 ギリシャヨーグルト パルテノ です。
今回は電気代をケチらずに一晩中 保温機能の炊飯ジャーの中に入れておきました。
すると、10時間ほどで見事に出来上がりました。
電気代はケチったらダメだったんですね。
取りのぞいて保存していたヨーグルトからヨーグルトはできるのか?
次に試したのは、できたヨーグルトから次のために取っておいたタネ菌としてのヨーグルトでちゃんと自家製ヨーグルトはできるのかという実験です。
まず、ギリシャヨーグルトパルテノでできたヨーグルト、そこから別の容器に取り冷蔵庫で保管していたタネ菌を使って、同じようにヨーグルトを作ってみました。
炊飯ジャーの保温機能を一晩中使いました。
ちゃんとヨーグルトはできました!
保温機能は素晴らしい。一晩おいておけば、朝にはできてます!
次はそのヨーグルトから取っておいたタネ菌です。タネのタネ、つまり孫の代。
今度もちゃんと炊飯ジャーの保温機能を一晩利用しました。
孫の代のヨーグルトからでもちゃんとヨーグルトはできました。
でも、ヨーグルトメーカーについて書かれている文書によると、何代も続けて種菌を使うと雑菌が入る恐れがあるので、2,3回ぐらいでやめておいたほうがよいとのことです。
発酵食品のヨーグルトで免疫力をあげよう!
うちの姉は血栓ができやすい体質のため新型コロナのワクチンを接種していません。
そのため、発酵食品を多くとり免疫力をあげていると言っていました。
ヨーグルトをはじめとした発酵食品は腸内環境を整え、免疫力をアップするだけでなく、アンチエイジングやデトックスの効果も期待することができます。
そのためには毎日 発酵食品を習慣的にとることが大切。
家で簡単にヨーグルトができれば、そんなありがたいことはないですよね。
これからも自家製ヨーグルト、がんばって作っていこうと思います。
あぁ、このヨーグルトメーカー、捨てないでよかった!
ただ、冬の間は市販のヨーグルトでいいかな……とも思っている今日この頃。
やっぱり気温が20度になるころに再開しよっと。
自家製ヨーグルトを自分も挑戦してみたいという人へ、私が使用した貝印のカスピ海ヨーグルトメーカーは古い商品らしく、ネットで調べてみたのですがありませんでした。
ですが、もっと便利なヨーグルトメーカーもいろいろありました。シンプルで使いやすそうなものを下記に紹介しておきます。
どうぞご参考までに。
この記事に掲載されている牛乳や市販のヨーグルトは近くのスーパーか生協の宅配で購入したものです。
生協についての記事もたくさん書いていますのであわせて読んでくださるとうれしいです。
あんバタートーストをホットサンドメーカーで作ってみた。そして、ホットサンドメーカーの遠い思い出(https://hirarin.blog/seikyoukurasi8-hotsandmaker/)
顔のシミに貼るシール? そんなの生協で売ってるの?(https://hirarin.blog/seikyoukurasi6-cosme-simiseal/)
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