―ひらりんの糖尿病・闘病日記⑩―

こんにちわ、ひらりんです。

恒例の糖尿病専門の病院定期検診、行ってまいりました。

ヘモグロビンA1c(HbA1c)の値は前回と同じでした。

前回の検査結果については 記録を付け始めてからヘモグロビンA1cが一番下がった!/この1か月に私がした4つのこと という記事にまとめておりますので、ぜひ読んでみてください。

前々回、お薬の量を増やしたので、そのおかげで数値が改善したのかもと思われましたが、前回お薬の量を減らしたのにもかかわらず検査結果が変わらなかったということは、私の努力も少しは影響していると考えられますよね。

そんなわけで私がしている努力(ロカボ生活)について、今回は掘り下げようと思います。

pexels-photo-48603.jpeg

さらにお薬を減らしてもらいました

恒例の検査記録公表です。

今回は2月28日の結果です。

病院には午後に行きますが、昼食は摂らずに採血しました。

ただ、採決1時間前ぐらいにのど飴を1個食べてしまった値です(言い訳)。

中性脂肪も高かったのですが、そこはあまり気にせずヘモグロビンA1c(HbA1c)の値を見てほしいです。

前回お薬をきついものから元に戻してもらったのですが、それでも値は変わりませんでした。

検査項目基準値8/59/16★9/2110/2812/91/172/28
HbA1c6以下6.76.76.56.66.86.16.1
血糖値80~139176118★11710011897102
LDL/HDL60~119
/40~
58/5365/5183/5972/5560/6955/73
中性脂肪35~149249230127203159282
★印は年に1度の健康診断時の数字です。血糖値は空腹時血糖です。

糖尿病の薬だけについて書くと

22/12/09から メトアナ配合錠HD 2錠/日
      (アナグリプチン100㎎+メトホルミン500㎎)

と量を増やされてしまったので、

■23/1/17から メトアナ配合錠LD 2錠/日
      (アナグリプチン100㎎+メトホルミン250㎎)

と減らしてもらいました(12月前に服用いた内容に戻してもらいました)。

それでも、数値を維持できたので、ダメもとでもう少し薬を減らしてほしいと頼んだら、減らしてもらうことができました。

■23/2/28から ジャヌビア25㎎ 1錠/日  メトホルミン250㎎ 2錠/日

アナグリプチン200㎎/日がジャヌビア25㎎/日に変更になったわけですが、この二つの薬は同じような作用で血糖値を下げる働きをします。

だからといって単純に比較して200㎎から25㎎に減らしてもらったと考えることはできないのです。

でも日に2錠から1錠になったわけですから、少しは減らしてくれたと考えるようにします。

heap of various pills in blisters on yellow background

ゆるやかなロカボ生活

ロカボというのは糖質制限のことです。

私は北里大学の山田悟先生が書かれた下の本を参考にしています。

生協で購入しました。定価1450円+税

山田先生が推奨されているゆるやかなロカボ生活というのは

1食20~40g、感触やデザートは1日10g以下に抑える

というものです。

糖質というのは炭水化物というわけではないんです。

炭水化物は糖質と植物繊維に分けられ、植物繊維は糖尿病の人には食事の際に糖の吸収を緩やかにしてくれるというありがたい性質があるので、これは減らしてはいけないんです。

炭水化物の中の糖質の部分だけを減らすのです。

食品を買う時は成分表の炭水化物の部分だけ見て買うのではなくて、糖質をチェックして買うようにします。

今までの糖尿病の食事療法の指導では、

●バランスよく食事をとること
●決められたカロリーに抑えた食事をすること
●脂質の摂りすぎに注意する事

そして、運動をすること

と、教わります。

が、

そんな常識が覆ってしまうのが、山本先生の推奨されている「ゆるやかな糖質制限」ロカボ生活です。

●カロリーは気にしないで食べていい
●肉や魚、卵などのたんぱく質はおなかいっぱい食べていい
●脂(油)をとっても太らないので気にしなくていい

なんか、誤解されて間違った糖尿病対策をするといけないので、ぜひ、まず山田先生の書籍を一読することをお勧めします。

とにかく糖質さえがまんすれば、油とたんぱく質の塊であるから揚げをいくら食べても太らないというのです。

パンを2枚食べるところを1枚に、ご飯をふつうによそうのではなく半分にすることから初めて、おかずを含め糖質が1食20から40gになるように抑えていきます。

おかずには調味料にみりんや砂糖など目に見えない糖質もあるので、できるだけ主食の方を減らすように私はしています。

そして、夜にヘモグロビンと糖がくっついてヘモグロビンA1cの値があがるというので、できるだけ5時半以降は甘いものを食べないようにしています。

どうしたって、誘惑はあるし、ついつい気がついたらおやつに手が伸びていることもありますが、コロッケではなくてから揚げに、ジャガイモやかぼちゃの煮つけではなく、大根の煮物にと小さなところから努力して、私は2カ月あまりで1.5㎏は瘦せました。

この調子でヘモグロビンA1cを減らしていきたいと思います。

assorted food to avoid for diabetics

低糖質食品、探すとけっこう見つかる

医療界隈では糖質制限いわゆるロカボはまだまだ浸透していないのかもですが、食品メーカーでは探すと糖質制限の食品は売ってたりします。

グリコのアイスは山田先生提案のロカボ生活に合わせて間食10gの考え方にのっとって作られています。他のアイスと全然遜色なくて4.3gの糖質なんで、もう1個食べられます。

コンビニで見つけました。

低糖質プリンは生協で購入したものです。こっちは森永の製品。

日清のカップ麺や紀文の即席めんなどにもロカボ生活の味方がありました。

紀文の麺類やこんにゃくパークの製品はこんにゃくでできていて糖質0gというありがたいめんです。

おだし(つゆ)は家族分作って自分の面だけ糖質カットする場合は、めんだけの製品もあります。

ラーメン用、うどん用とあります。

ロカボ用の製品はそうでないものと比べるとやっぱり割高だから、糖尿病でない家族には普通のめんでいいと思うのよね。

パスタも見つけました。

これらの食品はいつも行くスーパーには置いてないので、もっともっとロカボ生活が浸透してくれればいいのにと思っています。

レストランでもふつうにロカボが通じるようになったらいいなと思っています。

syringes and test tubes with blood samples

にほんブログ村 主婦日記ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 健康ブログ 60代の健康へ
にほんブログ村