いつか薬草茶カフェを開きたいと考えています。

カフェで出すメニューをいろいろ試行錯誤しています。

夫は私が作るジンジャエールはそこら辺のお店で飲むのよりおいしいと言ってくれます。

ショウガから作るジンジャエール、身体にとてもいいのでぜひメニューに加えたい一品です。

hot herbal tea brewing in french press

ショウガって糖尿病のリスクを軽減してくれるってほんと?

ショウガには約400種類の天然の化学成分が含まれていて、「健康成分の宝庫」といわれています。

主な成分として、ビタミン、ミネラル、ギンゲロール、ジョウガオール、ジンジャジオールなどがあります。

これらの成分には主に抗炎症効果抗酸化作用などがあります。

なので、ショウガは漢方薬に含まれたり、香辛料として薬味としてお料理に使われたり、生姜焼きやジンジャークッキーみたいにお料理に素材そのものとして使われたり、世界中で愛されている植物です。

ショウガの効果・効用は次のとおりです(セゾンのくらし大研究 https://life.saisoncard.co.jp/health/beauty/post/c471/ などから引用)。

血行を良くする

ショウガに含まれるギンゲロールという成分には血行促進作用があります。

血流がよくなると一時的に発汗しやすい状態になるので、むくみ解消やデトックス効果が期待できます。

体を温める

ショウガを加熱するとギンゲロールショウガオールという成分に変化します。

冬はもちろんですが、夏でも冷房で体が冷え切っている時はショウガで体の芯から温める必要があります。

抗炎症作用がある

ギンゲロールという成分には抗炎症作用があります。

体のどこかが炎症を起こすと、体内で炎症性化学物質ロイコトリエンという成分が生成されるのですが、ギンゲロールにはその生成を抑える効果があるそうです。

消化促進・吐き気の軽減

ショウガには消化液の働きを刺激することで食べ物が胃から小腸に動くよう促し、膨満感や腸内にガスがたまるのを緩和します。消化不良にも効果があると言われています。

また、吐き気や胃のもたれなどにも効果があります。

乗り物酔いや妊娠時の吐き気(つわり)にも効果があるそうです。

糖尿病のリスクを下げる可能性がある

ショウガにはインスリン値と代謝の改善を促進する成分が含まれています。

インスリンがよく分泌されると血糖をうまく細胞に取り込めるようになり、血糖値が下がる作用があるので、糖尿病のリスクが下がります。

心臓病予防に効果がある可能性がある

ショウガに含まれる抗炎症物質は心臓病などのリスクを減らすことが期待されています。

また、ショウガには血圧低下を助け、血中脂質の値を減らす効果もあるので、心臓病予防の効果があると考えられています。

その他にもショウガはコレステロール値を下げることにも役立つと報告がされていたり、ガンのリスクを減らすことが期待されているという報告もあるそうです。

風邪の予防から生活習慣病までショウガは体にいいことばかり。

特に糖尿病にいいなんて、もっと知られていい情報だと思います。

麦茶にもこのごろは乾燥ショウガを1かけ入れるようにして、ちょくちょく飲むようにしています。

ジンジャエールはお砂糖をかなり入れるので、血糖値を気にしている私は1日1杯しか飲めないんですけどね。

iced sliced lemon on clear drinking glass

濃いジンジャーシロップの作り方(ひらりん流)

ジンジャエールの作り方はいろいろありますが、ピリピリと口がしびれる濃いジンジャエールを作るにはいろいろコツがあります。

試行錯誤を続けていますが今回作った作り方をノート代わりに掲載します。

材料

●ショウガ(新ショウガ)2パック 約600g
●砂糖         500g (基本的にはショウガと同量)
●水          200cc
●レモン汁       適宜

①ショウガをみじん切りにする

たいていのレシピは薄切りと書いていますが、濃いシロップを作るためにはここはより細かくして、シロップにショウガそのものが入るようにした方がいいです。

ベストはすりおろしです。

でも、これはかなり体力と時間が必要になるので、今回はみじん切りにしました。

これでもかなりの時間を要します。

薄切りより3倍包丁を入れないといけないので。

                                                                                                                                                            

実際、お店で出す場合は自動すりおろし器(ミキサーみたいな)が必要になってくるんだと思います。

②砂糖とショウガを混ぜ合わせる1時間放置

砂糖の量は基本ショウガの量と同じにします。

今回みじん切りにしたショウガは600gあったので本来600gの砂糖が必要になるのですが、できるだけ砂糖を控えたい私は砂糖500gにしました。

砂糖の種類は、本来なら身体にいい天然のものを使いたいところですが、家にあった3種類をブレンドしました。

白糖、きび砂糖、三温糖です。

黒砂糖やきび砂糖をできるだけ使いたいのですが、金銭的なこともあるし。

主人がお砂糖いっぱいのコーヒーをお仏壇にお供えするので、それは安くてもいいのかななんて思って白砂糖も買っちゃうんですよね。

封が開いた砂糖がいろいろ存在してしまうんですよ。

ショウガのみじん切りと砂糖を合わせます。

たちまち汁がにじみ出てきます。

基本は1時間放置したら鍋に移して加熱なのですが、夜に作業はじめたので今日はここまで。一晩おくことに。

ベランダのハーブが夕立にあって少し傷んでたので摘んできて、風味づけにショウガに入れてみました。

この状態で1晩置きました。

③鍋に移して火にかける

一晩おいて鍋に移したのが下の写真です。

けっこうエキスが出ています。

これに200ccお水を加えて火にかけます。煮込んで水分が減るのでその分先に入れておきます。

中火で火にかけ、煮立ったら弱火にして30分煮込みます。

アクが出たらていねいに取ります。

④好みでレモン汁を入れる

煮だしたショウガシロップはある程度熱が取れたらザルでこします。

残ったショウガのみじん切りは手でギュウっと絞りってシロップを取ります。

ショウガシロップは砂糖の色のせいか茶色くなってしまいました。

レモンシロップを入れるとピンク色になるはずでしたが、なりませんでした。

ペットボトルに移すとだいたい400ccぐらいになりました。

絞ったみじん切りのショウガは薬味に使ったり、お味噌汁に入れたり、いろいろお料理に使います。

大量に消費するためにはジンジャークッキーにするのが一番です。

⑤炭酸で割ってジンジャエールのできあがり

まっ茶色なショウガエキスですが、炭酸で割るとちゃんとジンジャエールです。

おいしくできました。

でも、やっぱりすりおろしのジンジャエールには負けます。

今度はじっくり時間を作ってすりおろしジンジャエール作ります。

でも夫はこのジンジャエールもお店で飲むのよりずっとおいしいと言ってくれてます。

ありがとう。

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