こんにちわ、ひらりんです。
生協の手作りキットを特集しているチラシを眺めていると無性に手芸がしたくなります。
どうせ、私のことだ。3日坊主に終わるのが今までの経験でわかってる。
でも、どうも私には手芸をやりたくなる遺伝子がDNAに組み込まれているようで、手芸のチラシが来ると毎回悩んで悩んで悩みまくるのです。
そして今回、思い切って手作りキットの6回コースに申し込んでしまいました。というお話です。
懐かしいパンチニードル刺繍
パンチニードル刺繍というのをご存じですか。
プスプスと糸の付いた針を布に刺すことでできるもこもこの立体的な刺繍です。
難しいステッチやテクニックはいらない、ただひたすらプスプス針を刺すだけの刺繍です。
私がこのパンチニードル刺繍に出会ったのは高校2年生の時。
ホームスティしたアメリカの家庭でお母さんから教えてもらったのが初めてです。
壁にかける木でできた古い電話機のデザインでした。
ハガキより少し大きいくらい。きちんと額に入れてもらって日本に持ち帰りました。
中学の家庭科では、自分の不器用さがいやでいやで、決して人に見せられるような作品を制作することができなかった私です。
それが今回は上手に手芸作品を作ることができたのです。
アメリカ人のお母さんの教え方がよかったのでしょう。英語の理解力もほどほどしかない私に懇切丁寧に根気よく少しずつ少しずつ教えてくださったのです。
できた刺繍はほほですりすりしたくなるほど愛らしく感じたものでした。
次にパンチニードル刺繍に出会うのはそれから40年以上もたった2021年の1月のこと。
生協の毎週届くチラシの雑貨のページにニードルの道具セットが掲載されていたのです。
何か極めることがしたかった一年前
2021年1月、私はなぜか焦っていました。
もうすぐ60歳になる。私の健康寿命も長くて残りほぼ20年。今から始めて極めることができる何かを探していたころでした。
その時 生協のチラシにクローバー印のパンチニードル刺繍用の針と刺繍枠が掲載されていたのです。
とてつもなく懐かしいあのパンチニードル刺繍。その道具セット。
これだ! と思いました。
即買いしました。
手芸は苦手ですが、ていねいに根気よくやればうまくなるでしょっ!
確か、プスプス刺すだけだったし、簡単なはず。私にだってできるはずです。
図案も自分で描いて、布や刺繍糸も自分で選んで、いろいろ独学でやってみました。
ところが、仕様書にあった種類の布を使ってみてもなかなか刺繍ができなくて、最初のうちは苦労しました。
刺繍糸の3本取りという意味すら分からず、その取りかたもわかりませんでした。
動画などをネットで探したりして試行錯誤するうちになんとかできるようになったのですが、
思ったのとちがう~
と、だんだん続かなくなってきて、そのころこのブログを始めてしまったのもあって、パンチニードル刺繍からは遠ざかってしまいました。
生協は食品だけじゃない! 手芸のキットもいろいろ掲載
2021年の12月ごろ、生協のチラシに「手作りキットの店」という手芸を特集したものが入っていました。
生協は食品だけでなく、書籍やガーデニングなど趣味のものもいろいろ扱っています。
手芸のキットもそれだけを特集したチラシが数か月ごとに届きます。
パッチワークやあみもの、ビーズ、ぬいぐるみ、などなど6回から12回で完了するコースとして扱っています。
私はこの手芸を扱っているチラシが入ってくると、何回も眺めては注文したいという衝動に駆られてしまいます。
やりたくてやりたくてうずうずしてしまうのです。
でもダメ。どうせ長続きしないから。
いままでだって、デアゴスティーニのかぎ針のモチーフ編みのコースをテレビで宣伝していた時、無性にやりたくなってすぐに申し込んだのに、4か月も続きませんでした。
ベルメゾンの手作りキットコースでパッチワークも始めたんですがやっぱり5か月で挫折してしまいました。
すぐに飽きちゃうんですよね。
へたっぴだし。
長年この自分と付き合っているので、自分のことがわかります。
どうせ最後までやり通せなくて、お金の無駄に終わってしまうということ。
一年前に買って戸棚の中に眠ってしまっているパンチニードルの道具だってあるじゃない。
あれと同じ運命をたどるんじゃないの?
でもやりたいなぁ~
今回は布や糸、必要なものはちゃんとそろっている。作り方だって説明書を見ればわかるはず。6回だけだし、ブログのネタになるし、ツイッターで宣言したらやりきらなくてはならなくなるし、絶対今回は最後まで行ける気がする‼
というわけで、注文してしまいました。
月々2680円×6回
写真はそのとき悩んだ手芸特集のチラシです。
※写真をクリックするとチラシの全体を見ることができます。
ミシンいらず、裏地もついたかわいいポーチ
そんなわけで、届いた1回目のキットが下の写真です。
初回プレゼントとしてパンチニードル専用針、専用糸通し、刺繍枠がついてきました。
これは刺繍糸ではなくて毛糸で作るパンチニードルです。
作成するうえで自分で用意しなければならないものは
●ハサミ
●ものさし
●チャコペーパー
●アイロン
●あて布
●縫い糸
●縫い針
●まち針
などです。
制作時間は約5時間と書かれてありました。
私的には1日に1,2時間ぐらい使って5日ほどで出来上がったという感じです。
これなら飽きずに6回やり切れる気がします。
もこもこでかわいらしい!
何を入れるって予定もないのですが、ただただ肌触りが良くてなでたくなっちゃうポーチです。
裏を返すと、緑の糸がなかったので雑な縫い目が見えちゃってお恥ずかしいのですが、
これも6個も同じものを作れば、もう少し上手になっているんじゃないかと思っています。
私の手芸のコースを申し込みたいという欲求は満たされました。
次月のキットも届いたので、この記事を書き終えたら始めるつもりです。
大丈夫。まだまだやる気満々です。
でも、この私のへたくそですぐに飽きてしまうのに手芸をやりたくなる気持ちって何なんでしょう。チラシもだけど、SNSの手芸の動画とかいつまででも観てられる、この気持ちって。
主人は瓶詰の食品を見るとなぜか安心すると言っていました。
だからといって自分で作ろうとはしません。写真やテレビのシーンで瓶に入った豆やらマカロニやらなんでのいいのですが、そういうものがあると安心するのだそうです。
母は木でできた鳥の置物のデコイを見るたびにいつも「何か気になるんだけど、あれ何?」と言います。
あれ何? と言われても、ただの置物でしょう。もっとも猟で使う囮(おとり)だったのらしいですが、何が気になるのか?
あるものを見るとわけがわからないけど心がざわざわするものって誰にでもあるのでしょうか。
もしかしたら前世の記憶……だったりして。
このブログでは生協の記事をいろいろと書いています。「あんバタートーストをホットサンドメーカーで作ってみた。そして、ホットサンドメーカーの遠い思い出 https://hirarin.blog/seikyoukurasi8-hotsandmaker/」 「顔のシミに貼るシール? そんなの生協で売ってるの? https://hirarin.blog/seikyoukurasi6-cosme-simiseal/」などもあわせて読んでくださるとうれしいです。
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