ーひらりんの糖尿病・闘病日記①ー

こんにちわ、ひらりんです。

昨年8月(令和3年)に「糖尿の数字が気になる健康志向高い系の女性が生協の宅配を選ぶわけーお買い物は生協でhttps://hirarin.blog/seikyoukurasi2/」という記事を書いたころはまだ私は糖尿の薬を飲んでおりませんでした。

ところが昨年秋に健康診断を受けた結果、糖尿病専門のクリニックに行くように言われ、ついに投薬治療が始まってしまいました!

なんてことでしょう!?

とほほです。

そんなわけで糖尿病と診断されるまでのいきさつや、診断されてからの生活の変化、糖尿病との付き合い方などをこれからまとめて書いていこうと思います。

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そもそもどうして私は糖尿病になったの?

糖尿病はおいしいものをたくさん食べているとなる病気なの?

夫はアイスを日に2個、3個食べても、ご飯をドカ食いをしようとも、体重が増えて腰に負担がかかるような生活をしていても血糖値は悪くなりません。

そんな夫を見て、つくづく神様は不公平だなと思ってしまいます。

誰です? 糖尿は生活習慣病だ! 贅沢病だ! 
などとイメージでものを言っている人は!

糖尿病はだらしなくおいしいものを毎日食べ続けているとなる病気
とは限らないのです!

糖尿病とは体内に取り込まれた糖分をうまく処理できず血液中の糖分の量(血糖値)が上がってしまう病気です。

体内に取り込まれた糖分は血管でインスリンというホルモンによってエネルギーに変えられます。

インスリンの働きが弱くなったり、量が取り込まれた糖分に対して少なかったりすると血中の糖分が処理できず増えすぎて糖尿病になります。

確かにインスリンの量に対して多くの糖分を取り込む(おいしいものをたくさん食べる)ことでも血糖値は上がります。


でもそれ以外に、ストレス、加齢、体質、遺伝などの影響でインスリンの分泌量が少なくなる、もしくはうまく働かなくなることでも糖尿病は引き起こされるのです。

みんながみんな、おいしいものをいっぱい食べていたからなった贅沢病ではないんです。

と声を大にして私は言いたい!

欧米人は体質的にもアジア人に比べ一般的にインスリンの分泌量が多いので、ステーキやドーナッツをおなか一杯食べているイメージのアメリカ人でもあまり糖尿病の人がいないらしいのです。

遺伝的な要素が多いのも事実だと思います。

私の家系は父方も母方も糖尿病の家系。

父は戦争を体験し乏しい食生活を強いられていたはずです。その父ですら糖尿病で入院を経験していました。なので、食料に困らない時代になっても甘いものを節制する生活を長年していました。

母型の叔父は糖尿病でなくなりましたし、母も50を過ぎたころから糖尿病の薬を飲んでいます。

私の姉妹も徐々に血糖値の数字が悪くなってきていましたから、私も常日頃から注意するようにしていました。

ふだんから気を付けていたので、まぁそうそう糖尿病にはならないだろうと思っていたのですが、閉経ごろからだんだん数字が悪くなってきました。

そしてついに私も糖尿病を宣告されてしまったのです。

毎年受ける健康診断で血糖値とHbA1cをチェック

私は毎年秋に健康診断を受けています。

平成29年(2017年)まではだんだん高くはなっていた血糖値とHbA1cでしたがまだセーフの段階。

ところが平成30年9月、限界値を越えたというので専門医を受診するよう言われました(下の表参照)。

家の近所の総合病院で糖尿病の専門医が来るのは木曜の午後というので、その日を予約して訪れたのが12月。

再度検査をしたのですが、とりあえずは食事療法ということで投薬治療はありませんでした。

なんだお薬飲まなくていいんだ。食事なら、今までだって気を付けていたんだから、今までと生活変わんないじゃん。

甘く考えていました。でも、次の検査では7.0未満に下がっていたので、段々病院から足が遠のいていきました(下の表参照)。

その年の秋の健康診断でもその次の年の健康診断でも7.0未満でしたのでたかをくくっていました。

でも、コロナ禍でだんだん家にこもるような生活をするようになって、運動不足がたたったのか令和3年の秋の健康診断では再びHbA1cが7.0以上に上がってしまったのです。

専門医に受信することとお達しを受けたのですが、前回と同じ病院には恥ずかしくて行けないので、糖尿病専門のクリニックで診てもらうことにしました。

そしたら、即投薬治療になってしまったのです!

糖尿病の専門医のところへ行ったので、中性脂肪が下の表のように高いのに、あまり注目してくれなくて、私の方からこっちの方が気になってるって言ったら、中性脂肪を下げるお薬もくれました。

令和3年10月のことです。

検査年/月H30/9★H30/12R1/4R1/9★R2/10★R3/9★R3/10R3/11R3/12R4/1
HbA1c6.37.16.56.56.67.07.27.06.77.0
中性脂肪179221246303174260239
HbA1c:標準値6未満 合併症予防のための目標7未満  / 中性脂肪:正常35~149    ★は健康診断時

syringes and test tubes with blood samples

健康診断で糖尿病と診断されたら?

HbA1cとはそもそもなんなんでしょう?

健康診断では尿検査、血液検査、心電図、超音波検査、x線検査などなど調べられます。

その中で糖尿病に関する項目は血糖値、HbA1c、そして腎機能がちゃんとしているかを診る尿検査におけるタンパクや糖の有無です。

特にお医者さんが注目してみるのは血液検査でわかるHbA1cの値。

ヘモグロビン・エー・ワン・シーと読みます。1はⅠ(アイ)ではなく数字の一です。

これは赤血球の中のタンパク質のひとつヘモグロビンとくっついたブドウ糖(糖化ヘモグロビン)の割合を表しています。

血中の余分な糖分(ブドウ糖)が多ければ多いほどヘモグロビンと結合した糖化ヘモグロビンの量も増えます。

そしていったん結合すると赤血球の寿命(約120日)がつきるまで離れることはありません。

HbA1cはすべてのヘモグロビン量の中の糖化ヘモグロビン量の割合を表し、過去1~2か月前からの血糖値の平均ということになります。

つまり検査前にいくら食事制限しても運動をしてきても、HbA1cにはほとんど影響は出ないということなのです。

糖尿病治療はまず栄養指導から!

健康診断で悪い数字が出ると、専門の医院に行くように促されます。

そこで再検査が行われ、管理栄養士の先生から栄養指導を受けることになります。

私は健康診断で子宮にポリープがあるということで平成27年(2015年)に婦人科に行くように言われました。その際も婦人科でなぜか栄養指導を受けるように言われました。

その時は亜麻仁油やエゴマ油などのオメガ3がマイブームだっだのですが、いくらなんでも摂りすぎということぐらいしか注意されませんでした。

2回目の栄養指導は最初に糖尿病を診てもらった総合病院で受けました。

一日に摂ってもいいカロリーは私の場合1600キロカロリー(20単位)と言われました。

食品を大きく6つに分類してそれぞれからバランスよく20単位になるように工夫しろというのです。

私は根がまじめなので、下の表を使って毎日自分が食べたものが何単位になるのか計算しながら食生活を送っておりました。

もちろん下の表だけでは資料として足りないので食品交換表という多くの食材がだいたい何単位になるか書かれた本を買ってきて毎日ノートを付けて頑張っておりました。

まぁ、2週間も続きませんでしたけどね。

3人目の栄養士先生から言われたこと

昨年の秋から通院を始めたクリニックでもやっぱり最初に栄養指導がありました。

3回目です。

もういいかげん何を言われるかわかっています。どうせ何を言われてもめんどくさいことは長続きできないこともわかっています。

知識ならいっぱい詰め込んだんだから、何か言われてもそんなこと知っていますって跳ね返すつもりだったんですが、

その男性管理栄養士の先生からは、

糖尿病は食べてはいけない食べ物は特にありません。
好きなものを我慢しろとは言いません。量が多すぎるのなら少し減らし、
そして、とにかくよく嚙んで食べることを心がけてください。
とにかくよく噛むことです。
一口30回とか言いません。せめて20回、よく噛んで食べてください。

といわれました。

これなら、ものぐさな私でもできるんじゃない?

それから私は時々というか、かなりの割合で忘れてしまっているのですが、思い出した時はできるだけよく噛んで食べるようにしています。

食事は意識して噛む!

今までに糖尿病にならないようにいろいろ生活習慣として続けていることがあります。

それらはまたおいおいブログの記事で描いてこうと思っています。

それらのことと、できるだけ多く噛んで食事をしてどれほどHbA1cがさがるか?

次の診察が楽しみです。

今後もひらりんの糖尿病・闘病日記をシリーズで書いて行こうと思っています。

heap of various pills in blisters on yellow background

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