こんにちは、ひらりんです。
オーナー、従業員あわせて4名の小さな調剤薬局に勤めていますが、いちおう医療従事者なのでコロナワクチンの接種が同じ年齢に比べると少しばかり早くまわってきました。
私のワクチンへのスタンスは、人を押しのけてでも早くというものでも、「怖いから絶対嫌だ!」というものでもなく、順番が来たら粛々と、という感じです。
ワクチン、なんか怖そう
関東の田舎の街の調剤薬局に勤めています。
「私たちも医療従事者としてコロナワクチン打てるらしいの。ひらりんさんも申請する?」とオーナーのMさんから言われたのは2月ごろだったか…。はっきり覚えてないな。
その頃はまだ日本ではだれも打っていなかったので、入ってくる情報は外国のものばかり。
「なんか怖そうだけど、大丈夫なのかな」不信感はあるものの、社会的にいって集団免疫を付けていかなければならないし、「このまま待っていたら、私たち今年中に打てるかわからないよ」というMさんの言葉に、申請を了承しました。
小さな薬局ですが、コロナ患者が来ないとも限らないのです。
20年4月ごろコロナ患者が来局してたと保健所から1か月ぐらいたって連絡が来たらしいのです。
だからどうしろっていうわけでもなく、ただ連絡が来ただけですけど。
ワクチンの予約に奔走
ワクチンの申請はMさんが取りまとめて申し込んでくださったのですが、接種券が届いたのが5月12日でした。
それ以前に高齢者の集団接種の会場や申し込みの仕方などが掲載された市の広報誌が配布されていたので、自分たちも高齢者と一緒に、ホテルや大きな会議場のある施設で打つんだなと思っていました。
ところが、医療従事者の接種に関しては県単位のようで、スマホのラインで予約をするようになっていました。そして、そこに掲載されているのは個人病院などがほとんどで、もう95%ぐらいは予約で埋め尽くされていましたね。
仕方がないのでできるだけ近いところ、ということで、電車で一駅となり、そこからバスで20分のクリニックに5月29日で予約を取りました。
2回目の接種はどうするのかというと何の説明もない。スマホの画面では2回目の予約の日付を入れるところがあるけど、3週間後に空いている病院なんかないし。予約した病院に電話してみたんだけど、その日は休診だったみたいで連絡取れず。
まぁ、根がずぼらななもので、何とかなるだろうと放置してしまいました。
高齢者の接種がはじまる
5月15日ごろ市の広報誌で、高齢者の接種が集団から個人でもできるという知らせがありました。受け付けている医院一覧が掲載されて、近所のクリニックも載っていました。個人で直接、医院に連絡を取って予約するシステムです。
いいなぁ、遠くに行かなくても受けれるのかぁ。
同じ薬局で働くKさんは、広報誌を見て自分のかかりつけ医が載っていたので相談したら、医療従事者としてその医院で受けられることになりました。Mさんもやっぱり知り合いのお医者さんのところでやってもらうそうです。
「ひらりんさんも広報誌に載ってた病院に電話してみなよ」
そういわれて電話をしてみたのですが、「医療従事者の接種は終わりました」とか、そもそもうちではやってませんとか…。
まぁ遠くに行く覚悟はできてたんだから私はいいよ、私は。末端の医療従事者ですからね。
でも、多くの医療従事者が取り残されているのに、高齢者の接種が予定通り進んでいると見せかけるのはやめてほしい。オリンピック開催のためか知らんけど。
何気なく気休めで県の予約サイト(医療従事者用)を見ていたら、いつの間にか追加の医院が掲載されていました。子供たちのかかりつけ医だった小児科もまだ予約可能でした。近所です。高齢者の方に載っていなかった病院です。
やったー、即予約です。遠いところはキャンセルしました。
1回目のワクチン打ってきました
というわけで、5月30日に1回目のワクチン接種に行ってきました。日曜日でした。お医者さんはじめスタッフの皆さま、休日出勤ありがとうございます。
2回目の予約も接種後にちょうど3週間後に入れてもらいました。
心配した副反応も、筋肉痛というか手をあげる時につっぱる感じがするぐらいで問題なかったです。
これは人それぞれで、1回目と2回目でも違うようなので注意しないといけませんが…。
お医者さんからは「熱が出たらもちろん、寒気がしたり頭痛がしたら、すぐに解熱剤を飲んでください」とのことでした。
なにも我慢しなくていいそうです。家にある解熱剤何でもいいそうです。
うちの薬局第1号になりました。ほかの3人はまだ受けていません。
でも、Mさんが言うには98%の医療従事者が接種完了しているという発表がなされているそうです。。
「でも、それっておかしくない? 私たち別に遅くに申請したわけでもないし、言われた通りに進めてきたのに、なんで残りの2%に入ってしまっているのよ。絶対もっといっぱい打っていない人いるわよ」
Mさんは怒っていました。
98%なんて、何を分母にするかによって変わってきます。オリンピックをやりたいがための見せかけの数字かもしれません。
そうやって置いてきぼりになった人々が高齢の方にも出なければいいけどね。
コロナワクチン打ってもコロナにかかってしまうという話が、変異株が猛威を振るうようになってから言われるようになりまた。決して油断することなく、マスクと手洗いは続けなければなりませんね。もしも熱が出た場合のための記事を 発熱した時にこれがあると安心、生協の白がゆーお買い物は生協でという暮らしー にまとめてありますのであわせて読んでみてください。
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