こんにちわ、ひらりんです。
いつ頃からか薬膳茶というか体に良いお茶を出す喫茶店を開きたいなとぼんやりと思っていました。
薬草ガーデン講座の通信教育を始めてから薬草茶カフェを経営したいという夢がはっきりしてきました。
手始めに何をしたらいいんだろう。
そんな時に目に入った平塚創業塾。
起業に対して漠然としたイメージしか持ってなくても受講できるということだったので申し込んでみました。
zoomでの講義でグループデスカッションも
平塚商工会議所主催の創業塾2023は4月ごろに申し込んで6月に1回4時間の講義を4回受けました。
受講料は3000円。
先着順ということでしたが、ZOOMでの受講だったのでけっこうな人数が受講していたと思います。
企業したいと考えている人、すでに行動を起こしているけどさらにレベルアップしたい人などが参加していました。
毎回、受講者同士がグループに分かれてテーマトークする時間があるので、皆さんいろいろな気持ちで受講していることがわかって刺激になりました。
また、創業塾はさまざまな地域の商工会議所で開催されているようです。
ですが、期日が予定に合わないと平塚以外の地域から受講している人もいました。
ZOOMなのでどこからでも参加できて便利。
また、平塚では毎年行われているようです。
4回ちゃんと受講すると下のような書類がもらえます。
これを持っていると、助成金を申請したり、何かと起業する際に役に立つそうです。
私としては何ひとつ具体的に決まっていないので、この書類の価値がイマイチわかっていないというのが本当のところです。
薬草茶カフェのペルソナは私
創業塾でペルソナという言葉を勉強しました。
顧客のイメージのことで、ターゲットはどういった顧客層(集団)か、というのに対して、
ペルソナは、この店に来る人はどんな人が相手か、つまりお客さんの具体的な人物像をいうのだそうです。
もともとはラテン語の「人」という意味で、マーケティング用語です。
パーソナルの語源だろうなとは想像はできますけどね。
ターゲットは40代男性会社員とか、女子中高生とか、30代専業主婦とか大雑把な感じ。
それに比べてペルソナは、43歳男性、年収○○円、残業多めの営業職会社員、既婚共働き、子供は小学4年生と2年生の二人、と詳しく想定します。
ペルソナをきちんと設定することでより明確にマーケティングの方向性やコンセプトを固められるので、起業するにあたり必要なことらしいのです。
さてさて、私が作りたいと思っている薬草カフェのペルソナはずばり私なんですよね。
まぁ、性別は男でも女でもいいんですけど、年齢は初老。まだまだ健康にいいことをやれる体力が残っている年齢。
ほどほどに健康志向があって、糖尿病で、といってもヘモグロビンA1c はそこまで深刻じゃなくて、甘いものも食べたいんだけど、血糖値が気になって思いっきり食べられない人、つまり私。
以前薬膳茶カフェをやりたいなと思っていたころ、薬草茶の勉強を始めた当初はペルソナはたぶん私の父でした。
父も糖尿病で、若い時に入院をしたこともあります。
肝臓を悪くして57歳という若さで他界したのですが、民間療法といいますかよく煎じ薬を飲んでいました。
でも煎じ薬ってめんどくさい。生薬を調合した薬を土瓶で長時間煎じるのって、毎日続かないもんなんです。
だから、私が毎日煎じて提供しましょう。駅のジューススタンドみたいなところで世の働くお父さんたちにそれぞれの症状に合わせて身体にいい煎じ薬を販売したいと思ったんです。
ところが、実際薬草茶でまじめにコトコト煎じて飲んでみたら、苦くてまずくて、こりゃお金払ってまで毎日飲みたくないなと思ってしまったんですよね。
(煎じ薬に関しては「カキドオシで煎じ薬を作ってみましたhttps://hirarin.blog/yakusou-kakidousi-sennjigusuri/」という記事を読んでもらえるとうれしいです)
そこで、健康に気遣うお父さん世代からペルソナを私に変更したわけです。
ちゃんと運動もしますから、そんなときはご褒美に少し甘いお菓子も食べれて、体にいい飲みやすい薬草茶や、ジュース、糖尿病の人でも気兼ねなく食べられる軽食などを提供できるカフェを作りたいんです。
キキのママ・コキリさんの店のイメージ
私が薬草茶カフェを開きたいと夫に言ったら、夫のイメージは5,6台以上の車が置ける駐車場がある、郊外の主要道路わきにある食事もできるレストランみたいなカフェを想像したみたいでした。
私のイメージは、外はいろいろな薬草が生い茂っていて、大きなガラス窓からその庭を眺めてゆっくりできるこじんまりとしたカフェなんです。
そばにハイキングコースやウォーキングできる場所なんかがあって、毎日がんばって歩いた後に立ち寄れる憩いの場。
店内にもドライフラワーや緑の鉢植え植物が所狭しとたくさん置かれていて、魔女の宅急便の主人公キキのお母さん、コキリさんのお店(温室みたいな研究室みたいなところ)をイメージしています。
窓際のカウンター席が4席ぐらい、後は2人用のテーブル席が3つぐらいの、10人入れば満員になるようこじんまりとしたお店。
健康志向の高い地元の人がふらっとやってこれるお店を目指しています。
夫が定年退職した後に、借り上げ社宅をひきあげなければならないので、それを機にどこか土地の安い田舎に移って夫は農業をしたいとかねがね言っていました。
そこで、私は自宅を改造して薬草茶カフェをやろうと企んでいたのです。
ところが、息子が一人立ちしそびれ(住宅手当が出ない帰りが日をまたぐこともしょっちゅうなブラック企業に就職)てしまい、いっしょに住まなければならなくなったうえ、できるだけ通勤に便利なところに引っ越すことになったので、畑付きの田舎暮らしは夢に終わってしまいました。
なので薬草茶カフェはぼんやりとした具体性のない夢のままなのです。
創業塾で講師の先生が何回も言ってられたのは、
いい物件が見つかったから起業するというの一番ダメです
というもの。
準備も何もないまま、物件ありきの起業はダメだということです。
とにかくリスクはできるだけ少なく始めることが大事なのだそうです。
できるだけ小さく、試行錯誤できるやり方で、すぐに方向転換できるようなゆとりをもって始めるのがいいそうです。
田舎に行けなくなってしまいましたが、一戸建てだったら家の前のスペースでジューススタンドみたいな形で小さく始められるかなと思っていたんですけど、残念、今度引っ越す家はマンションになってしまいました。
夢を実現するにはまだまだ長い道のりが.........。
それから、創業塾で少なくとも簿記3級ぐらいの知識は持っていた方がいいと言われました。
まだまだ具体化する前にやることいっぱいありますね。
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