こんにちわ、ひらりんです。

娘が以前、帰省の際にレモンパイが食べたいと言いだしました。

近くのドイツ菓子店など思いつく店をあちこちさがしたのですが、レモンパイは売っていませんでした。

そんなわけで娘にはあきらめてもらったのですが、最近引っ越してきた街の駅ビルでレモンパイを売っている店を見つけたんです。

これで娘がいつ帰ってきてもレモンパイを食べさせてあげれると喜んでいたのですが、

ある日忽然とその店は消えてしまいました!

夢のようになくなってしまったので、駅ビルの中を行ったり来たりして探してみたのですが見当たりません。

期間限定の店だということを後で知りました。

その話を娘にすると、

「それならお母さんが作るしかないね」

というので、今回はレモンパイつくりに挑戦したお話です。

meringue tart on wooden table
イメージ(メレンゲがかわいいレモンパイ)

簡単レシピのレモンパイは実は簡単ではない?

X(旧ツィート)のタイムラインにレモンパイのレシピが流れてきて、それがとてもかわいいイラストで簡単そうに書かれてあるものだから、ぶきっちょの私でもできちゃんうんじゃない?って錯覚をおこしてしまい、さっそく挑戦することにしました。

ぼく・イラストレシピ(@boku_5656)さんという方のXです。ブログでもレシピ紹介されていますhttps://www.bokuno.work/entry/2023/05/02/120000

イラストレシピはあまりにも簡単に書かれているので、ちゃちゃっと作れてしまうんじゃない? と勘違いしてしてしまったひらりん。

私のようにお菓子作りの基本のできてない、お料理が苦手で性格が雑な私が作ると失敗してしまうという見本を紹介します。

まず、レシピは15㎝のタルト皿を用意するように書かれていたのですが、売っていなかったので18㎝のものを、ま、いいかというノリで買ってしまいました。

15㎝には15㎝の意味があったのに!

そして、パイの生地をクッキーをくだいて作ると書かれてあったところを少しでも体にいいようにとオートミールを利用することにしたのです。

なんせ、植物繊維が豊富ですからね。

そして最大の敗因は私は卵の黄身と白身を分離するのがヘタだということでした。

メレンゲがうまくできなかったのです。

close up of woman preparing a dough at a cooking class
イメージ

私が作ったレモンパイレシピを紹介します

準備したもの

●18センチのタルト皿(お手本のレシピでは15㎝)

パイ部分
●オートミール 120g(お手本のレシピではくだいたクッキー120g)
●溶かしバター 45g

使用したオートミール

クリーム部分
●卵黄 2個分
●全卵 1個
●グラニュー糖 70g
●レモン汁 50㏄ (だいたいレモン2個分でした)
●バター 30g

メレンゲ部分
●卵白部分 2個分
●砂糖 50g (ここは普通の砂糖でいいみたいだったのですが、ウチには茶色い砂糖しかなかったのでグラニュー糖を使用)

作り方と実際に作った手順

パイ部分
①ジッパー付きの袋にクッキーと溶かしバターを入れてモミモミして砕く

オートミールはすでに砕けているので、溶かしバターがまんべんなく染み通り用にモミモミしました。

ただオートミールはパサパサしているので分量のバターでは全体がしっとりすることができないようでした。

②できたパイ部分をタルト皿に敷き詰める

かなりパサパサのままのオートミールを必死でタルト皿に敷き詰めました。

一見ちゃんと敷き詰められたように見えますが、実際はボロボロでした。

タルト皿は底がはずれるので、ちょっと動かすとひびが入るような状態でした。

③トースターで3分ほど焼いてから冷蔵庫で冷やしておく

ここでなぜタルト皿は15㎝のものを使用するよう書いてあるのかがわかりました。

18㎝だとトースターには入らないのです。

仕方がないのでガスコンロについてるグリルで焼くことにしました。

こっちには入りました。

ただ火が近いせいか、3分ではちょっと焦げてしまいましたけど.........。

クリーム部分
①バター以外の材料を鍋に入れ弱火で練る

小さなお鍋にバター以外の材料を全部入れて弱火で練り続けましたが、弱火過ぎたのか固まってこなくて、短気起こして火を少し強くしてしまったのがいけなかったみたい。

ちょびっとダマができてしまいました。

でも、なんとかトロっとなってきたのでバターを入れて混ぜ合わせ火をとめました。

②パイ部分の上に敷き詰めてから冷蔵庫で冷やしておく

下の写真、ダマダマだし、きれいに敷き詰められなかったので恥ずかしい。

でも、これがきれいにできていたら、これでレモンケーキと言ってもいいらしいです。

メレンゲ部分

①卵白に砂糖を加えてメレンゲを作る

私は貝印のマルチブレンダーを持っています。

これを使えばあっという間にメレンゲなんてできるだろうと思っていました。

確か作ったことあったはず。

でもそれは勘違いで、ホイップクリームを作った経験だったんですね。

簡単レシピでは材料を混ぜ合わせてかき混ぜればメレンゲはできるみたいに書かれてあるけど、メレンゲってほんとデリケートなものなんですね。

初めて知りました。

はじめ、大きなボウルに材料をいっぺんに入れてブレンダーで混ぜ始めたのですが、なかなかメレンゲができない。

そこで貝印ブレンダーの説明書(家にはすでにないのでgoogleで調べました)を読むとボウルではなくて筒状の小さい容器で作るように書かれていたので急きょ入れ物を変えたりしました。

でもやっぱり角がたつほど卵白は固まってくれない。

そこでメレンゲができない原因をググると次の注意点が書かれてありました。

●砂糖は一度に入れない
ある程度固まってから3分の1入れて、その後も2回ほどに分けて少しづつ加えるらしい。


全部いっぺんに入れてしまっていたよー

●卵は冷えたものを使う
この条件はクリアしていました。

●容器は完全に乾いたものを使う
容器以外、使用するものは全て乾いてないとダメ。これぐらいの知識は私にもあったので、気をつけていたつもりでした。

●水分、油分、卵の黄身が混じらないようにする
水分はわかっていましたが、まさか黄身も混じっちゃいけないとは知りませんでした。
出来るだけ多くの白身を取りたくて、ぎりぎりの線をねらったので黄身が混じってしまっていたかもしれません。

そして、メレンゲができない時の対処法としては、新しく卵を割ってやり直すということでした。

メレンゲにできなかった白身は、砂糖とバターと小麦粉を同量になるように混ぜて180度12分オーブンで焼いてラングドシャを作ればよいと書かれてありました。

仕方がない。

再度メレンゲづくりに挑戦。

でも、メレンゲはできませんでした。

黄身がまた入ってしまったのかな?

今や卵は高級食材です。卵の値は一時期に比べて100円ぐらい高くなってますよね。

なんとかこのまま作れないかと思って調べたら、湯煎して温めて作れば固まると書いてあるサイトもあったので実践してみました。

メレンゲとはちょっと違うけど何とか固まったみたいなので、絞り袋に入れて冷やしておいたパイの上に乗せてみました。

思っていたのとはぜんぜん違った―!!!

トースターで少し焼くとおしゃれになるというので、またまたガスコンロのグリルに入れてみたけど

.........焦げてしまいました。

このレモンパイ、レモンの酸味があって程よい甘さでおいしかったです。

メレンゲの作る練習を何度かして、娘の帰省するタイミングで再挑戦してみます。

使用した黄身は焼きそばなど昼食の麺類に乗せます。

失敗した白身は、グランドシャ風のクッキーを作ります。

これもなかなかおいしかったです。

私にはお料理のセンスがまったくないことがよくわかりました。

でも、薬草茶カフェ開きたいなら、そこそこのものはできないとね。

修業あるのみです。

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