こんにちわ、ひらりんです。
還暦を過ぎた私ですが、いつか薬草茶のカフェを開きたいと夢見るおばちゃんです。
日々、薬草茶の勉強をしております。
今回は最近飲んでいる薬草茶というか健康茶、玉ねぎの皮茶とシナモン茶について調べたのでノート代わりにこちらにまとめてみました。
関節痛にも効果があるという玉ねぎの皮茶
玉ねぎの皮が体にいいことは知っていました。でも、皮だもんなと思ってあなどっていました。
スーパーストアのお茶売り場で見かけたので何気に買って飲んでみました。
味はマイルドでお茶というよりスープ? そう、コンソメの味がしました。
西洋料理のおだし、黄金に輝く優しい味のスープのような風味でした。
お手製の玉ねぎ茶の作り方は茶色い皮をよく洗い、煮出せばいいとネットに書いてありました。
煮出しすぎると苦くなるので要注意とあったのですが、苦みはまったくありませんでした。
でも、お茶として飲むとしたら、好き嫌いが出るかもしれません。
私もお茶として飲むならちょっと抵抗あるかも、と思ったのですが、その効能を聴いたら、嫌絶対飲むでしょ、となりました。
玉ねぎの皮の成分、ケルセチンの効果
玉ねぎの皮の有効成分はケルセチンというポリフェノールの1種や、アリシン、イヌリンなどです。
特にケルセチンは玉ねぎの白い部分に比べて皮には1300倍含まれているそうです。
ケルセチンの効果は大きく分けて次の7つです。
①血流の改善
ケルセチンの抗酸化作用により血中の赤血球が活性酸素によってダメージを受けるのを予防する効果があると言われています。
そのため赤血球の働きを活発化し、血流を改善、血液がサラサラになります。
②コレステロール値の低下
ケルセチンにはコレステロール値を下げる効果や血糖値が急激に増加するのを抑える効果があります。そのため高脂血症や糖尿病などの生活習慣病の予防に良いと考えられています。
またまた、血糖値を下げる効果のお茶が出てきました。うれしい限りです。
血糖値を下げる効果のお茶には私のブログの中にいろいろ紹介していますので、そちらもあわせて読んでいただくとうれしいです 『暑い夏は麦茶で飲み切るhttps://hirarin.blog/mugitya-blend/』、『カキドオシという薬草をいろいろブレンドする楽しみhttps://hirarin.blog/yakusoutya-kakidousi/』などです。
③関節痛の緩和
ケルセチンには抗炎症作用があると言われています。この抗炎症作用によって関節痛による痛みを緩和させることが出来ると考えられています。
最近ヒザが痛くてサポーターをしている私にとってぜったい必要な成分ではありませんか!
④動脈硬化の予防
動脈硬化は、動脈の中にコレステロールや中性脂肪が溜まってしまう事が原因のひとつです。
動脈硬化を予防するためにはポリフェノールを積極的に摂取することが大切です。ポリフェノールの一種であるケルセチンには血液サラサラ効果があるので動脈硬化の予防が期待できます。
動脈硬化を予防することで心筋梗塞や脳梗塞などの命の危険を招くような生活習慣病の予防を行うことも出来ると言われています。
⑤むくみや冷えの改善
むくみや冷えの主な原因は、血流が悪くなることです。血流が悪くなることで、老廃物が溜まりむくみや冷えの原因となるのです。
ケルセチンを接取することで、血流をサラサラにし、むくみや冷えの改善を期待することができるのだそうです。
⑥体脂肪の低減効果
ケルセチンには、脂肪分解酵素の働きを活発にさせて体脂肪を減少させる効果があると言われています。そのためメタボリックシンドロームの改善や予防に効果があると考えられています。
⑦骨粗しょう症の予防
骨粗しょう症は砕骨細胞の分化などによって起こると言われています。しかしケルセチンには骨粗しょう症の原因と言われている砕骨細胞の分化や機能を抑制する働きがあると考えられているようです。このようなケルセチンの働きによって骨粗しょう症をある程度予防する効があるといわれています。
骨粗しょう症は閉経後のホルモンバランスを崩した女性にとって身近な問題になってくるので、ありがたい成分だと言えます。
(Blossomhttps://hairmake-blossom.com/magazine/informationより参考にさせてもらいました)
玉ねぎの皮茶、なかなか侮れないことがわかりました。
お茶として飲むには味が苦手な人も、おだしパックとして活用してもよいのかと思いました。
そして、今まで捨てていた玉ねぎの皮も活用していこうとさっそく天日干ししています。
自家製玉ねぎの皮茶のレポートも近々まとめようと思っています。
紅茶にシナモンスティックのお茶じゃなくて100%シナモンのお茶
シナモンティというと、紅茶にシナモンスティックをつからせてくるくる混ぜて香りを紅茶に移していただく飲み物を想像すると思います。
でもこのシナモン茶はティーパックの中は100%シナモンだけです。
シナモン茶はシナモン独特のスパイシィーな味わいとお砂糖も入れてないのに甘さが広がる香り豊かなお茶です。
薬学部の大学生をしていたころ、生薬の桂皮の薬効を芳香性健胃薬とだけ覚えた私はなんとおろかだったのでしょう?
桂皮、つまりシナモンにはこんなにたくさんの薬効があるのに!
というわけでシナモンの10の効果をまとめました。
体にいいシナモンの効能
①毛細血管の老化防止
シナモンの香りの素にもなっている桂皮アルデヒドは、毛細血管(末端の細い血管)の老化を抑える効果があります。そのため血流、血行がよくなり冷え性の改善が期待でき、その結果基礎体温を上げることができ免疫力の向上も期待できます。
②むくみの改善
シナモンは豊富なカリウムを含んでおり、これらが余分な量のナトリウムを体外に出してくれるという効果があります。過剰なナトリウムはむくみの原因になってしまうので、豊富なカリウムが含まれているシナモンを摂ることで、むくみ改善効果が期待できるというわけです。
③ダイエット効果
シナモンに含まれているシンナムアルデヒドには脂肪細胞を縮小させたり、燃焼させる効果があることが発見されたそうです。この効果効能により、肥満の予防効果も期待できるといわれています。
④アンチエイジング効果
シナモンにはミイラの防腐剤にも使用されていたほど強い防腐効果があります。セイロンシナモンなどはオイゲノールといった成分が含まれており、この成分に強い抗酸化作用があるそうです。抗酸化作用によって体を若々しく保つことが出来、アンチエイジング効果が期待できます。
⑤発汗作用
シナモンは桂皮とも呼ばれており、風邪薬としても有名な葛根湯にも配合されています。シナモンの発汗作用により、風邪に効くといわれているので風邪の引きはじめなどにも効果が期待されています。
⑥香りによるリラックス効果
シナモンの特徴的な香りは心をリラックスさせるという効果があり、ストレスを感じたときなどにシナモン茶の香りを楽しみながら摂ることにより気分をリフレッシュさせる効果が期待されます。
⑦脳のリフレッシュ効果
シナモンに含まれているオイゲノールという成分は脳に対するリフレッシュ効果が期待できるとされていて、眠気対策や、勉強、仕事の際にシナモンの香りを活用するのは有効だそうです。
⑧塩分濃度の調整
②でも紹介したようにシナモンには多くのカリウムが含まれています。カリウムには体の中の余分なナトリウムを排出してくれるという効果がありますので、塩分濃度の調整が効能として期待できます。塩分の摂りすぎは高血圧につながるので、これもうれしい効能です。
⑨血糖値の安定
シナモンの成分プロアントシアニジンにはインスリンの分泌を促し、その感受性を高めるという効能があるので血糖値を下げやすくしてくれるそうです。糖尿病の予防にもなり、合併症としても心配される腎不全や、網膜症、神経障害の予防にもなるそうです。
⑩免疫力アップ
シナモンにはに含まれるシンナムアルデヒドとオイゲノールという成分は高い抗酸化作用があります。さらにシナモンは原料が木の皮となっているため、食物繊維も豊富で腸内環境も整えられます。体の免疫力をあげることで、菌に対する抵抗力が上がるという効能も期待できます。
(グルメノートhttps://gourmet-note.jp/posts/10594を参考にさせてもらいました)
こう書くとシナモンはスーパー香辛料というイメージになりますが、摂りすぎると肝臓に負担がかかってマイナス効果になってしまうのでほどほどがよいようです。
1日1,2杯のシナモン茶を飲むぐらいでは心配はいらないとは思いますが。
将来開く薬草茶カフェに玉ねぎの皮茶とシナモン茶、採用になるかどうかはわかりません。
まだまだいろいろなお茶を試して、また、どうすればおいしく飲めるかなど研究していきたいと思っています。
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