こんにちは、ひらりんです。
3月の最後の日曜日、春の丹波へ娘と一緒に日帰りで出かけてきました。
前日は大阪城近くの劇場で新木宏典さん主演の舞台モノノ怪を観劇し、翌日は新木さんの生誕の地丹波を訪れたのです。
娘が新木宏典さんのファンなのでサイン欲しさに『新木宏典フォトブック”新”発見丹波ガイド』を6冊(うち3冊は私がお金を出してあげました)も買っていました。
その本に掲載されている写真の場所を訪ねる旅、つまり聖地巡礼というやつをしてきました。
明日から4月というのにまだまだ桜の季節には早い、観光客の少ない時期でした。
ノープランで気の向くままの丹波、旅の始まり
前日の観劇に気が高ぶっていたのか、寝たのが遅すぎました。
ゆっくり起きてゆっくり用意して、丹波市の中心の駅柏原駅に着いたのは12時半ごろでした。
電車も行き当たりばったりで、大阪駅に着いたら乗り換えなしで行ける特急こうのとりが15分後に出るということで急きょ特急で行くことにしました。
いったん改札を出て特急券が買える券売機の前で焦りまくりました。
丹波市の中心、特急電車が止まる駅、柏原駅の読み方がわからない!
かしわばら駅じゃないんです! かいばら駅なんです!
駅名が読めないと切符買えない仕組みになっていました。
柏原駅に着いたのは12時半ごろ。
駅をぶらぶらしてこの先どうしようか悩みました。
まったくのノープラン。丹波市の大きさも知らずに来たのです。
とりあえず駅の中をウロウロ。
駅に飾られたひな人形(織田家の紋章)
柏原駅周辺では雛めぐりのイベントがおこなわれていました
駅にはレストラン山の駅というお店があるのですが、お昼どきで混雑していました。
この店は新木さんのファンだといえば荷物を預かってくれるサービスがあるそうです。
また、ファンの人が書き込めるノートもあるとか。
おいしそうな丹波の黒豆が入っているパウンドケーキも売っていたので帰りに買って帰ろうと思いました。
今は混んでいるので帰りに電車の時間調整の時に入ろうと。
とりあえず駅にあったパンフレットをもらってタクシーに乗ることにしました。
てくてく丹波というパンフレット、これは大阪へ帰る時の電車の時刻表や大まかな地図が掲載されていて便利でした。
タクシーは駅前に3台ほど停まっていたので、すぐに乗ることができました。
新木さんファン対象の、ガイドブックに掲載されている場所を効率よく回る🌈 陽だまり丹波 巡礼ツアー|丹波市観光協会222 (tambacity-kankou.jp)というタクシーを利用したツアーを申し込む方法もあります。
でもこれは2週間前に予約が必要なので、行き当たりばったりの私たちにはちょっと向かないので今回は利用しませんでした。
芸能の神様 佐地神社
まず遠いところからまわろうと、フォトブック44ページの佐地神社に1番最初に行くことにしました。
娘も趣味でミュージカルの舞台を踏むことになったので、その成功を祈願したかったのでしょう。
タクシーの運転手さんはその神社の場所を知らず、今まで観光客を連れて行ったことはなかったそうです。
高速道路を飛ばして20分ほど。
田園風景の広がる風景の一角にその神社はありました。
フォトブックには宮司さんが5年ぶりに神事を行ったと書かれてありました。
5年ぶりに神事って、どういうこと? って思いましたが、行ってみてわかりました。
無人なんです。
おそらく近隣の民家が宮司さんのお宅なのかと思われます。。
うっそうと木々が生い茂り、だれもいない境内。それだけに神秘的ではありました。
お参りした後、娘はゆっくりと青江のお人形をあちこちに置いて写真を撮っていました。
この地域には20ページに載っているパラグライダースクールもあり、のんびりと空を舞うパラグライダーをいくつも見ました。
ゆったりとした時間が流れているようで、その景色を見るだけで晴れやかな気分になりました。
藤の季節には渋滞が起こるという白毫寺
タクシーの運転手さんに相談して次は白毫寺(24ページ)にまわってもらうことにしました。
こちらは有名なお寺で藤の季節になると観光バスが何台もやってきて大渋滞が起こる観光スポットらしいです。
でもまだ桜の花も咲いていないシーズンオフだったので、地元の人が犬の散歩をしているぐらいで参拝客は誰もいませんでした。
ここでもゆっくり参拝、写真撮影ができました。
新木さんがするりと渡ったという太鼓橋、私も渡ろうと試みましたが無理でした。
写真は娘ですが、やっぱり諦めていました。
こんなところでも新木さんの凄さを感じることができました。
社務所にて御朱印も書いていただきました。
フォトブックに孔雀を見ながらと書かれてあり?だったのですが、本当に檻に入った孔雀がいました
道の駅 丹波おばあちゃんの里でお買い物
その次にタクシーで連れて行ってもらったのは道の駅おばあちゃんの里です。
ここではタクシーのメーターを止めておくのでゆっくりまわってきていいですよと言われました。
道の駅なので、野菜からお土産用のお菓子など地元の特産物がたくさん売られていました。
ここだけは今までまわってきたところとは違い、すごい人でごったがえしていました。
丹波の名産、黒豆、小豆、栗などを使用したお茶やお菓子などを購入しました。
おばあちゃんの里というからもっとのんびりとしたところかと思っていましたが、お店の人も若い女性の方ばかり(おばあちゃんではなく)でしたし、高速道路のインターチェンジ近くということもあって、車で来た観光客でいっぱいでした。
中島大祥堂 丹波本店と柏原駅周辺
フォトブック72ページの中島大祥堂で、タクシーは清算しました。
ここから柏原駅までは徒歩で10分ぐらいなので。
タクシー料金はおよそ2万5千円(所要時間約2時間半)でした。3時間で2万円ほどの陽だまり丹波巡礼ツアーを比較すると少し割高になるのですが、行き当たりばったりで自分たちの行きたいところを自由にまわれたので満足でした。
中島大祥堂さんは丹波の名産、黒豆や栗を使ったケーキや焼き菓子が有名なお店です。
東京の大丸や大阪のデパートにも出店している人気の菓子店ですが、ここ本店ではレストランも併設しています。
お昼どきを過ぎたにもかかわらず中島大祥堂のレストランは1時間待ちでした。
電話番号を書いておけば、順番が来たら呼んでくれるというので、そこらへんを散策へ行くことにしました。
まぁ、おなかがすごくすいていたこともあって(何しろお昼ご飯を食べていませんでしたから)町のベンチに座って、さっきおばあちゃんの里で買ったお菓子を食べたりしていました。
3月限定?のピザ2種
めったに見られない茅葺き屋根を内側から見たところ
1時間もせずに電話で順番が来たことを告げられました。
3時近くで周りのテーブルはみなケーキでお茶していましたが、私たちは食事を楽しみにしていました。
お食事メニューはピザのみでした。ランチタイムだとミニピザもあったんですが、その時間帯は大きなピザしかありませんでした。
大きなピザ1枚をシェアして食後ケーキという選択もあったのですが、とにかくおなかがすいていた私たちは考えもなくピザを2枚注文してしまい、おなかがはちきれそうになってしまいました。
大きな窯が茅葺き屋根の民家の厨房にデーンと据え付けられてあって、本格的なピザが楽しめるお店です。
ケーキは東京でも大阪でも買おうと思えば買えるので、3月までの限定ピザを食べることができて満足しました。
中島大祥堂から柏原駅まで歩いて10分程度。
駅周辺は古い風情豊かな町並みの残る地域でした。
ちょうど雛めぐりのイベントをやっていたらしく、どの店先にもお雛様が飾られていて見ながら歩くのはとても楽しかったです。
お雛様がいない所でも必ず店先にさるぼぼがつるしてあって、昨日見た「舞台モノノ怪」との縁を感じました。
途中90ページに掲載されていたピエール・エ・オクスタットというセレクトショップも見かけましたが、あいにく定休日でした。
駅に着いた時は4時過ぎでした。
5時7分の特急に乗る予定でしたので、1時間近く駅の中にあるレストラン山の駅で時間をつぶす予定でした。
ところがなんと、すでにお店は閉まってる!?
日曜の営業時間は4時までだったのです!
どっと疲れが押し寄せてきました。
おいしそうなパウンドケーキを買うつもりだったのに。
新木さんファンのノートを読みたかったのに。そして記念に1行でも書き込みたかった........。
1時間近く時間が余ってしまいました。
どこかお茶ができる所はないかあたりをぶらぶらすることにしました。
シーズンオフの日曜の4時過ぎは、もう人もまばらでお店は閉まっているところが多かったです。
駅から3,4分ほどのところに開いているお店がありました。HONORATKA TEA ROOM という紅茶専門店です。フォトブックには載っていませんでしたが、とても感じのいいお店でした。
駅の真ん前にもレストランがあったのですが、その日は貸し切りらしく開いてませんでした。
最後のレストラン山の駅だけは残念でしたが、無事に特急こうのとりにのって帰路につくことができました。
丹波市、大阪駅から1時間と少しでこんなに穏やかに時間の流れるところに行けてとても楽しかったです。
久しぶりの娘と二人旅、いい思い出になりました。
新木さんのフォトブックがなければこんな機会もなかったと思います。
感謝です。
このブログでは観劇日記の他に糖尿病などの健康について(ヘモグロビンA1cは努力むなしく上がってしまった。でもなぜか薬の量を減らしてもらった話など) や薬草茶について( 薬草というよりお豆のお茶、あずき茶と黒豆茶はどんな効能があるのでしょうか?など) の記事をまとめています。
よかったら、そちらの記事もあわせて読んでくださるとうれしいです。
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