―ひらりんの糖尿病・闘病日記③ー
こんにちわ、ひらりんです。
記事にまとめるのが遅すぎなんですが、5月中旬にいつもの糖尿病クリニックに定期の診察に行ってきました。
気になっていた中性脂肪の数字は見事にさがっていたのですが、糖尿病(HbA1c)の方は変わりなし。
医師からは「お薬飲んでるんだからもっとさがってると思ったんだけどねー」と言われてしまいました。
そんなわけで今回はお薬の話をまとめてみました。
中性脂肪と血糖値は落ちてきたのにHbA1cは変わらず
まず、今回の検査結果は下の表の太字の部分です。
闘病日記②( 私が行ってる糖尿病のクリニック、大丈夫かなー糖尿病専門医院を選ぶ時のポイント )に記載した通り、医院の関係でコレステロールや中性脂肪の検査結果がわかるのは次回の診察日になります。
検査日 | 基準値 | 1/28 | 2/22 | 4/6 | 5/18 |
HbA1c | 6以下 | 7.0 | 6.9 | 6.7 | 6.7 |
食後血糖値 | 80~139 | 217 | 209 | 130 | 107 |
LDL/HDL | 60~119/40~ | 58/58 | 61/54 | 61/57 | |
中性脂肪 | 30~149 | 239 | 289 | 146 |
中性脂肪はずっと200台だったのが基準値に収まって嬉しい限りです。
善玉コレステロール(HDL)や悪玉コレステロール(LDL)もここしばらく基準値に収まっている感じ。
さかのぼってみると昨年10月悪玉が151で中性脂肪が303で、完全に脂質異常症と診断されていたころに比べたらすごいことです。
食後血糖値も食事してから90分から120分の血糖値と決まりがあるのに、うちの医院はそこらへんは無頓着。
何をどれくらい食べたかによっても違いが出るんだけど、先生はそんなこと全然気にしていないから。
まぁ、あてになる数字ではないんですけど、先生が間違えて空腹時血糖値の欄に書き込むくらい低くなっていました。
問題はHbA1cの値です。
HbA1cというのは、過去1,2か月の平均的な血糖値を反映した数字。
だから検査の1週間前から節制しても修正が効かない数字なわけです。
薬をちゃんと飲んでいるのに、全然数値がさがっていないことに医者は怪訝そうな顔をしていました。
何か思い当たることはないですかの問いに
「ゴールデンウィークとかでちょっとご馳走食べたりしちゃったかもですかねー」
と答えておきましたが、はっきり言って思い当たることなんてないんですよね。
服薬しているお薬は糖尿病薬とコレステロールを下げる薬
糖尿病の薬は大きく3つに分けられます
糖尿病(主に成人してから発症する2型糖尿病)のお薬には働き方によって大きく3つに分類することができます。
①インスリンの分泌を促進する
1.DPP-4阻害薬
インスリンは膵臓でつくられ分泌されるホルモンです。ブドウ糖を肝臓、脂肪細胞、骨格筋細胞に取り込まれるように働きます。
このインスリンの分泌を増やす働きのあるインクレチンを分解しちゃう酵素DPP-4を抑える働きをするのがDPP-4阻害薬です。
ややこしいけど、つまり、この薬はインクレチンの量を増やし、結果インスリンの分泌を増強する働きを持っています。
2.スルホニルウレア薬
膵臓に働きかけて、インスリンの分泌を促す薬です。
3.即効型インスリン分泌促進薬
短時間だけ、インスリンの分泌を促進して、食後の高血糖を改善するお薬です。
②インスリンの作用を改善する
1.ビグアナイド薬
肝臓で糖を作り出す働きを抑えます。
2.チアゾリジン薬
肝臓で糖を作る働きを抑え、筋肉や脂肪での糖の利用を促進します。
③糖の吸収を遅らせる
小腸で糖を吸収するのを遅らせて、食後の血糖値上昇を抑えます。
私が糖尿病薬として医師から処方されている薬は①の1、DPP-4阻害薬のアナグリプチンと②の1のビグアナイド薬であるメトホルミンが一つの錠剤になったメトアナ配合錠LDです。
もっとも最初からこのお薬を処方されていたわけではなくて、昨年の10月の時点でメトホルミン250㎎単体を1日2錠だったんです。
でも思うようにHbA1cはさがらなくて、11月にはメトホルミン500㎎を1日2錠服用になってしまったのです。倍の量!
私は薬を極力飲みたくなかったのです。
さっさと数字をさげて、お薬生活からおさらばしようと思っていました。
でもよく言われているのは糖尿病の薬はいったん飲み始めたら一生飲み続けなければならないということ。
私はその例外になってやる! と息巻いていましたが、さらにアナグリブチン100㎎が追加になってしまったのです!
メトアナ配合錠LDの有効成分はメトホルミン250㎎とアナグリブチン100㎎なんです。
メトホルミンは500㎎から250㎎に減量し元に戻りましたが、このままHbA1cの数字が改善されなかったらメトアナ配合錠HD(メトホルミン500㎎+アナグリブチン100㎎)に増量されるかもしれません。
次回の診察までに何とかしなければ!
と思う毎日です。
コレステロールを下げるお薬
コレステロールをさげるお薬はロスバスタチン2.5㎎を朝食後に1錠飲んでいます。
昨年10月に処方されてから変更はありません。
このお薬は肝臓や小腸に働いて、コレステロールの合成に関係している酵素の働きを抑える作用があります。
そのため、血液中の悪玉コレステロール(LDL)をさげてくれます。
そう書くと善玉の方もさがると思われますが、善玉コレステロール(HDL)は上昇させてくれます。
ついでに中性脂肪の数値はさげます。
体内でコレステロールは合成されるのですが、それは主に夜間に行われているのだそうです。
だから、コレステロールをさげるお薬は夕食後に飲む方が効果的と考えられていますが、ロスバスタチンは一日のいつ飲んでも効果を発揮するのだそう。
私は朝食後に飲むように指示されています。
それでもちゃんとこのコレステロールのお薬は作用してくれているみたい。
服用した次の月からもう標準値になっていましたから。中性脂肪は除く、ですけど。
おいしいものを我慢するなんてできないから、お薬飲んで標準値を維持して食べたいものを食べる生活の方がいいという考え方もありますが、私はできるだけお薬は飲みたくない派。
お薬の力を借りてなんとか標準値に戻したら、その後は運動や食事でその数字を維持していきたいなと考えています。
だってね、糖尿病のレッテルを貼られていると、健康な人が入る保険には入れなくなるんですよ。
実はお薬以外にサプリメントも飲んでいます
私、肝臓の機能を示す数字も悪いんです。
お酒はまったくと言っていいほど飲みません。たまにイベント(クリスマスやお誕生日など)の時にコップ一杯飲むぐらいです。
それもこのところ飲んでません。
ですが、γーGTPという肝機能を表す数字が悪いのです。
まだ、クリニックに通っていない、年に1回の定期健診の際の数字でひどい時など
基準値50以下のところ137だったりしたんですよ!
その数年前にエコーを撮ってもらったところ脂肪肝だと診断を受けたことがあります。
エコーはオプションなので有料。そんなわけで毎年撮ってもらってないので今現在どうなのかわからないのですが……。
肝心かなめというぐらい肝臓は大事な臓器です。肝臓がきちんと働いていないと、結局のところ糖尿病や脂質異常症にもなってしまうってもんです。
そこで私は主人がカゴメから毎月定期購入しているスルフォラファンをもらって飲んでいます。
主人はこのサプリ、すっごく気に入っているんですけど毎日飲むのを忘れるので、何袋も余ってしまって数か月定期購入をお休みすることもしばしばあります。
そこで私も譲ってもらって飲むようになりました。
こういうサプリは今までも飲んではいたのですが、定期健診の2週間前とかからで、それも1日1粒とか。
それだからかあまり効果はなかったのです。
去年の秋から糖尿病のクリニックでお薬をもらうようになってからは1日2粒お薬と一緒に飲むようにしました。
袋に書いてある「ALT値を下げる」というのは、もともと基準値だったので必要なかったのですが、γーGTPの最新値は69までさがってきているので何らかの影響があるのかもしれません。
基準値の50以下にはまだまだですけどね。
その他にも生協で販売しているDHA,EHAの錠剤を購入して服用しています。
生協の宅配を毎週お願いしているのですが、生協は食品だけでなくさまざまなサプリも扱っています。
その中でも私は青魚の油に含まれるという血液をサラサラにする効果があると言われるDHAやEHAのサプリを購入しています。
チラシを見て特売だったら買うというふうなので、決まったメーカーの製品をいつも買っているというわけではないのです。
下の写真の商品も今まで生協で購入した一例です。
このサプリも以前から購入してはいたのですが、まじめに朝晩1粒を1日2回ちゃんと飲むようになったのは昨年の秋からです。
以前も断続的にはサプリを飲んではいたのですが、ひとつ前に通っていた糖尿病の医院の医師から
余計なものはできるだけ飲まない方がいい。肝臓に負担がかかります。
と言われたことがありました。
体内に取り込まれた異物や体内で作られた毒物は血液によって肝臓に運ばれ,無毒化されます。
医者にとってはサプリは処方したお薬ではないので、余分なものを飲んで肝臓に負担をかけるなということなのでしょう。
サプリは体にいいと単純に言うことはできません。それなりに納得して服用することをお勧めします。
次回の検査ではHbA1cが少しでもましな数字になっていることを願いつつ、毎日忘れずにお薬を飲んでいきます。
このブログでは主に生協についてや健康についての記事を書いています。
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体にいいトマトジュースの話 「糖尿の数字が気になる」健康志向高い系の女性が生協の宅配を選ぶわけーお買い物は生協でー やひらりんの糖尿病闘病についての記事 ものぐさ主婦が糖尿病にかかると生活はどう変わるのか? はたしてHbA1cは下がるのか? などもあわせて読んでくださるとうれしいです。
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