こんにちは、ひらりんです。
梅の季節になりました。スーパーでも梅の実やリカー、氷砂糖、梅酒用の容器などがたくさん並ぶ季節となりました。
でも、毎年梅干しや梅酒を作っていると余ってきませんか? 何年物の梅干しとか、ウイスキーなみに蔵に並べられるご家庭だと心配いりませんが、普通のお宅ではなかなか消費できないのではないでしょうか?
ちなみにうちにも去年からあまり減っていない梅酒があります。息子が成人になって、やっとお酒が飲めるということで作ったのですが、息子は下戸だったようで、なかなかへりません。それまでは梅ジュースを何回か作ったのですが、今年は容器が去年の梅酒でふさがっています。
そこで、今回初めてジャムを作ることにしました。
生協の梅でジャム作ってみました
生協のジャム用の梅を購入しました。500グラム税抜き599円レシピ付きです。3Lから2Lサイズの果肉の多い梅で、レシピが付いているのでいちいち調べなくても作れるから、初心者なんですが勢いで買ってみました。
用意するもの
梅(南高梅) 500g
砂糖 400~500g
①梅を黄色に熟させる
生協の宅配で買った梅は上の写真のようにまだ青かったので、黄色く熟すまで放置します。
黄色く熟すとぷ~んといい匂いがしてきます。
うちのは1日でこれぐらいの黄色になりました。もう少しおいてもいいかなと思ったのですが、このくらいの熟しかげんでよしとしました。
②冷凍庫で24時間以上凍らせる
黄色く熟した梅は、梅酒を作る時のようにヘタを楊枝などで取りのぞきます。
次にきれいに水洗いし、軽く水気を切り、ビニル袋に入れて冷凍庫で凍らせます。
凍らせる時間は最低24時間以上。ジャム作りにはまとまった時間がいるので、時間が取れる時まで凍らせておくのもいいかもしれません。
梅を凍らせるのは、細胞の中の水分を凍らせ膨張させ細胞壁を壊すためです。こうすることで、解凍だけでもぐっちゃりになって、煮た時に砕きやすくなるのです。
これは離乳食用のお野菜などにも応用できます。とりあえず凍らせておいて、使用するときに火にかけると短い時間でドロドロにできます。
③砂糖を半分入れ、中火にかける
凍ったままの梅と分量の砂糖の半分を鍋に入れて中火にかけます。砂糖は、レシピには400g~500gとありましたが、うちは380gの三温糖を使いました。少しでも砂糖の量を減らしたいという悪あがきです。
ですから、190gほどを先に鍋に入れます。
中火と書いてあったのですが、砂糖がどっさり、水も入っていないので焦げると怖いので最初は弱火でとろとろ煮ました。
10分ほどかき混ぜながら煮ていくと、果肉がとろけてきて、水分も出てきます。そしたら中火にしてもいいかも。
しばらくすると、下の写真のようにトロトロになってくるので、いったん火を止め、箸やお玉を使って種を取り出します。
※鍋は酸に強いホーローか土鍋などがよいそうです。
④残りの砂糖を加えてさらに煮詰める
そして、さらに残りの砂糖をすべて加えて煮ていきます。
煮ながら皮を鍋のヘリで木べらを使ってつぶしてドロドロにしました。
アクが出てきたら取りのぞきます。
レシピではシャブシャブの状態になるまで煮詰めていくと書いてあったのですが、もうすでにシャブシャブでした。でも、ジャムっぽくないのでさらに煮ます。
わずかにとろみが出るまで15分から20分ほどに煮詰めます。
レシピによると煮詰めすぎると、ビン詰め後に固まり過ぎるそうです。私も瓶詰用の瓶を煮沸消毒している間にジャムを見ると、すでに火は止めていたのですが、固まってしまったいました。
2つの瓶に詰めることができました。レシピには5ビンぐらい詰めている絵が描いてあったので楽しみにしていたのですが、2ビンしかできずガックリです。容量で400mlぐらいというところでしょうか。
ジャムはパンに塗ったり、紅茶に入れたり、ヨーグルトに入れたりと、いろいろ活躍の場面があります。2ビンぐらいだとあっという間になくなってしまいそうなので、また来年も作れそうです。
きちんと熱消毒した容器に入れて、開封しなければ1~2か月は保存できるそうです。
味はツンとした酸っぱさのあるさわやかな味です。
主人はこれなら、売り物になると言っておりました。
時間はかかりますが、自分で作ったものはより一層美味しく感じるので、また作りたいと思うものですね。
生協については お買い物は生協で、という暮らし 「糖尿の数字が気になる」健康志向高い系の女性が生協の宅配を選ぶわけーお買い物は生協でという暮らしー などの記事にも書いてありますので、あわせて読んでください。
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