こんにちわ、ひらりんです。
薬草ガーデン講座では、自分で育てたり摘んできた薬草、野草を生活の中で利用する方法を学習する講座です。
マンション住みの私にとって、プランターで植物を育てるか、道端で採取するしかないのですが、どちらも自信がありません。
植物を育てるのは下手だし、道端で間違えずに薬草を摘む自信がないのです。
でもたんぽぽは別です。絶対に間違えない。
そのたんぽぽですが、けっこう体にいいらしいのです。
今回はたんぽぽをテーマにまとめてみました。
たんぽぽって本当に体にいいの? 薬草なの?
道端に咲いているたんぽぽ、子供たちが小学校に上がるまで綿毛を吹き飛ばすのが大好きで、こぞって探して摘んでいたたんぽぽ、
果たしてこれが本当に薬草なんでしょうか?
薬草ガーデン講座のテキストで調べてみました。
たんぽぽ (キク科 多年草)
●自生地 いろいろな種類が日本各地に分布している
日当たりの良い場所
●特徴 在来種は3~5月に、セイヨウタンポポは3~10月に開花。
日当たりがよければどんな場所でも比較的簡単に栽培ができる。
●効能 胆汁の分泌を促し、毒素を排出する機能を高める。
葉は腎臓の利尿作用を促し、水溶性の毒素の排出を促進。
緩下作用があり、腸からの毒素の排出も促すなど
様々なデトックス効果が期待されている。
薬草ガーデン講座のテキストにもデトックスのページで紹介されているほど、身体から不要な毒素を排出するのに役に立つそうです。
そこらへんの道端に咲いているたんぽぽ、なかなかできる薬草なのか?
これはもっと深掘りする必要がありそうです。
薬効成分についてはあとで調べて書こうと思いますが、とりあえずたんぽぽ茶を飲んでみようと注文してみました。
ネットで主流はたんぽぽ茶ではなくたんぽぽの根を焙煎したたんぽぽコーヒーだったのでコーヒーの方を通販で購入してみました。
たんぽぽコーヒーのお味は?
私は下の写真のたんぽぽコーヒーを注文しました。
ティーバッグが5袋入っていました。
袋に書かれている要領で淹れてみました。
紅茶のようにお湯を注ぐだけです。熱湯を300ccほど注いで3分ほど色が出るまで待てばOK。
コーヒーというより紅茶という感じの色に仕上がりました。
味は.........コーヒーというより根っこの味がしました。
お砂糖入れてミルクを入れれば紅茶と言えなくもないですが、コーヒーにはちょっと遠いかな。
パックをずーっとつけておくと苦く香ばしい味がさらに際立つのですが、それがコーヒーといえばコーヒーです。
よく、たんぽぽコーヒーをお勧めする文章に妊娠時の代替コーヒーとしてカフェインの入っていないたんぽぽコーヒーをどうぞと書かれていましたが、
え、そこまでしてコーヒー飲みたい?
ていうか、そうまでしてコーヒーを飲みたいコーヒー好きの人はこれをコーヒーとは思わんやろう、というのが正直な感想です。
でも、たんぽぽについていろいろ調べていると、妊娠時にお勧めする理由がありました。
妊娠時以外にもたんぽぽにはいろいろな効能があって、身体にいい植物でした。
たんぽぽは葉っぱから根っこまで体にいいらしい
たんぽぽは漢方薬にも利用されるなど、古くから生薬として使われていました。
その有効成分と期待されている薬効をまとめてみました。
●イヌリン
タンポポ茶やコーヒーに多く含まれるイヌリンには、糖質吸収を抑制し、血糖値の急上昇を防ぐ作用があるので、糖尿病の予防やダイエットに効果的。
妊娠時に糖尿病を発症してしまう恐れも多いので、妊娠時にタンポポコーヒーを飲むことは理にかなっているということです。
イヌリンによって食事による血糖値の上昇を抑制することで、インスリンの分泌量が減り、脂肪がつきにくい身体へと体質改善することができると言われています。
イヌリンといえば私のような糖尿病の人間にはおなじみの成分です。これが多く含まれる食品はぜひ多くとりたいものです。
●タラキサステロール
たんぽぽの根に含まれる苦み成分タラキサステロールは、胆汁を増加させ消化を促進する効果があります。胆汁は肝臓で作られ十二指腸で分泌される消化液で、脂肪酸の消化、吸収に働きます。カルシウムやビタミンDの吸収にもたずさわっています。
●コリン
ビタミンの1種であるコリンには、脂肪燃焼作用があるため、体内に蓄積された脂肪をエネルギーに変えたり、コレステロールを減らしたりする効果が見込めます。
イヌリンの糖質吸収抑制作用との相乗効果で、ダイエット効果が高まります。
●カリウム
タンポポの葉には利尿作用のあるカリウムが多く含まれていて、身体の余分な水分や老廃物を排出させる効果があります。
妊娠中のむくみを改善する他、尿を作る腎臓の働きをサポートするので、膀胱炎にも効果が期待できます。
おお、ちょうど私、このごろ冷える日が続いて、お恥ずかしいのですが膀胱炎気味かなと思ってたので、さっそくたんぽぽコーヒー続けて飲んでみます。
たんぽぽは生薬としては蒲公英(ほこうえい)と言って、その根は昔から母乳の出をよくしたり乳腺炎の時に使われてきたそうです。
ひとつの成分の効能ではなくて、生薬の場合、いろいろな成分が組み合わさって効果を発揮するので、昔からの経験値からたんぽぽは妊娠、出産に適したお茶とされてきたのでしょう。
その他に、新陳代謝を高めて血流を改善する作用もあるので、冷え性や疲労回復にもよいとされています。血流がよくなることによるリラックス効果も期待できるので、たんぽぽ茶、コーヒーは妊娠、出産後の体の変化でストレスを感じやくすなる女性に適した飲み物だということができるでしょう。
もちろん、妊娠、出産後の女性だけでなく、誰にでも安心して健康に良い飲み物として愛用できるお茶だと思います。
ぜひ、試してみてください。
ただ、たんぽぽはキク科なので、キク科植物にアレルギーがある人は念のため飲用しないほうがいいでしょう。
私は、春になってたんぽぽが咲き始めたら、その根っこを採取して自家製たんぽぽコーヒーを作ってみようかな、なんて思っています。
また、葉っぱはベーコンと炒めて調理してもいいらしいです。
犬のおしっこのかかってないたんぽぽを探しに行こう!
このブログでは薬草茶の記事以外にも、健康やウォーキングについての記事も書いています。
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