ーひらりんの糖尿病・闘病日記⑭ー

こんにちは、ひらりんです。

新しい糖尿病クリニックを見つけて2回目の診療がありました。

前回お薬をもらったことだし、YouTube先生の糖尿病対策動画もいろいろ観て実践していたので今回の数値はけっこういいんじゃない? と自信満々で受診したのですが、

まさかのヘモグロビンA1c値アップ!?
なんでなんだー!?

もう最上級のショックです。

pexels-photo-48603.jpeg

数値が悪くて栄養指導を受けることに

とりあえず今までの数値と今回の数値を紹介します。

太字が今回の数値です。血糖値、ヘモグロビンA1cの値以外は外注に出しているため、前回の分が書かれています。

1月30日はしばらくコレステロールのお薬を飲まずに病院に行った時のものです。

検査項目基準値4/125/247/58/30※10/41/302/27
HbA1c6以下6.06.36.56.56.76.97.0
血糖値70~10911012511713612911991
LDL/HDL60~119/40~71/6574/74177/6197/7095/75178/57
中性脂肪35~149176174255215145226
※10/4は健康診断の時の値。太字が今回の数字。

中性脂肪が高かったのは食事のせいだろうと医師は言っていました。

その他にも肝臓の数値(γ-GTP)が悪くて、お酒を飲まないのなら脂肪肝のせいではないかと言われました。

そして、ヘモグロビンA1cも合併症の危険が発生してくる7%代に!

このクリニックでは朝食を食べてから計っているので食後血糖値になるのですが、今までの空腹時血糖値よりも低くなってて、これはほめられました。

まぁ、血糖値が低い原因は前回の記事でも書いたのですが、このクリニックに来るまでに30分近くのしのし歩いてくるからだと思います。

血糖値は歩いた後の1時点の数字ですが、ヘモグロビンA1cは1,2か月間の血糖値の平均値です。

前回よりも上がっているということは、この1か月お薬も飲んでいろいろ血糖値を下げるために努力したことは意味がなかったことになるのです。

私が何も努力をしていないと思ったのか、医者は栄養指導の講義を受けるように勧めてきました。

栄養指導は過去3回受けています。

私は古い考えの栄養指導は嫌なんですよね。あの、何単位とかカロリー計算しながら料理作って食事するやつ。

今はもう、カロリー関係ないって本でもYouTubeでも言ってるもんね。

でも、この数字じゃ説得力ないから、結局栄養指導受けなきゃいけなくなったんですけど。

人気のある先生らしく予約で埋まっていて5月まで受講できないそうで、なんか、それじゃあ意味ないじゃん、て首傾げたくなりました。

syringes and test tubes with blood samples

初めてCペプチドを計ってもらいました

看護師さんから「糖尿病とは」という基本的なお勉強も受けました。

私を何年糖尿病患者やっていると思っているのよ! という感じです。

実際、うちは両親ともに糖尿病だったので、父にいたっては若い時から2回も入院経験があるぐらいなんで、子供のころから糖尿病は慣れ親しんだ病気です。

私が2型糖尿病だってことは知ってますよ。

2型糖尿病:インスリンの分泌低下やインスリンが効きにくくなった(抵抗性)状態

そう、いつもこの説明はされるんだけど、さて、私はインスリンの分泌量が少ないタイプなのか、インスリンの量はあるけど効きにくくなっているのか、どっちなのか教えてくれた病院はありませんでした。

それがわからなければ薬の選択など治療方針がわからないんじゃないんですか、と看護師さんに聞いてみたら、前回の血液検査で検査したとのこと。

今回結果が出るというのです。

それはCペプチドを検査することでわかるのだそう。

私の値は2.6で食後2時間ではまあまあ標準でした。(空腹時の基準値0.7~3.5)

Cペプチドというのはインスリンの前段階の物質の一部で、インスリン自体を投薬されている人でも影響を受けずに膵臓から分泌されているインスリンの量が測定できるものらしいです。

つまり、私は膵臓からちゃんとインスリンは分泌されているのにそれがきちんと働いてなくて糖が筋肉や肝臓に吸収できていないということらしい。

肝臓については脂肪肝だからか?

筋肉は更年期を過ぎて筋肉量が少なくなってしまっているから?

少なくなった筋肉を増やすべく私はこのごろ朝と晩に腹筋運動やってきました。

その他にもかかと落としなどの足の運動をけっこう意識的にこの1か月やってきたつもりなんです。

でも看護師さんいわく、

「筋肉の量ではないんです。インスリンの方の効きが悪くて糖を吸収ができない、筋肉がうまく取り込めなくなってしまっているんです」

これにはショックでした。

年取って筋肉の量が少なくなってきたから糖を吸収できなくなってきたのだと思っていましたから。

YouTubeでも、筋肉をつける運動をすることで血糖値が上がらない体を作りましょうと言ってて、私もそれを信じて一生懸命運動してきたつもりでしたから。

これじゃあ、インスリンの量なんか関係ないじゃん。インスリンがあっても効かないんだったら。

今までの努力はなんだったんだ、と悲しくなりました。

close up photography of pills

血糖値が下がらない理由はうすうすわかってる........

前回このクリニックを初めて訪れた時、薬で血糖コントロールさせる医師だと感じました。

それでも私は自分の努力で何とか薬のできるだけ少ない生活をしたいと思い、次回の数値を良くして徐々に薬を少なくする方向で先生に認めさせたいと考えました。

そこでこの1か月がんばったことをまとめます。

運動

●かかと落とし
●四股のポーズ
この二つは足の筋肉をつけるために少しの時間(パンが焼けるまで、駐車場から車が出るまで)を見つけてはやるようにしています。

●ウォーキング 1日8000歩以上を目標に歩いていました。1歩も外に出ない日もありましたけど。
●腹筋 朝と夜寝る前に20回以上やるようにしていました。最初は10回から初めてだんだん増えてきたんです。

食事

●主食の糖質を減らす 朝のパンを今ではなくしました。夜はご飯3口ぐらいです。
●午後5時半以降はお菓子をとらない
●週3回夕食にミールタイムのお弁当を食べる
ミールタイムのお弁当というのは、1食約230kcal の冷凍弁当でそれにごはん、みそ汁、あと軽い副菜をつけて食べています。(ミールタイムのホームページhttps://www.mealtime.jp/

飲み物

●昆布水
●リンゴ酢の炭酸割
●薬草茶
(血糖値をさげるこうかのあるもの)
これらを朝起きた時、食事の前や後に飲んでいました。
糖尿病にいいと言われている飲み物です。

こんなに努力したにもかかわらず、ヘモグロビンA1cの値が上がってしまって、結局薬の量を増やされてしまいました。

努力が報われないのって悲しいですよね。

全部意味がないならやめてしまいたいのですが、そこはぐっと抑えて今もやり続けています。

なんとなくヘモグロビンA1cが下がらない理由はわかっているんです。

それは寝不足だからだと思います。

人は睡眠が不足すると交感神経が刺激されます。その結果、血糖値を上昇させるホルモンやインスリンの効きを悪くするホルモンが分泌されるので糖尿病を悪化させてしまうそうです。

血糖値を下げるには夜にぐっすりしっかり寝る必要があるのです。

でも、今このブログを書いている時間は夜中の1時過ぎ。

早く寝なきゃいけないのはわかっているけど、どうしてもブログ書き始めるのが午後11時過ぎになっちゃうし。

ブログを書かない日でもなぜかYouTubeとかSNSとかスマホ見てしまって気がついたら2時とかよくあること。

せめて病院行く前の1週間だけでも睡眠時間をたくさんとろうと早く寝たんだけど、夜中に起きちゃって、ぐっすり寝なきゃと思うあまり頭がさえて寝られなくなってしまったり........。

糖尿病薬よりも睡眠導入剤の方が私には必要なのでは?

医者に睡眠導入剤処方してください、ともう少しで言いそうになりましたけど、やめました。

それこそ薬に頼らず自分で何とかしろよと言われそうなので....。

まぁ、食事や運動はそのまま継続し、睡眠の方も何とかスマホ依存から脱出して、次回の検査までにはヘモグロビンA1cが下がっているようにがんばります!

heap of various pills in blisters on yellow background


このブログでは、糖尿病闘病日記のほかにも健康茶についての記事(ちょっと変わりだね健康茶、玉ねぎの皮茶とシナモン茶を飲んでみました など)や観劇日記についての記事(明治座150周年記念 舞台『赤ひげ』を家族で観劇してきました! など)を書いています。

どうぞ他の記事にも足をお運びいただけるとうれしいです。

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